7月4日(金)曇り 28/22℃
今回の金曜登山は東広島市河内町の竹林寺で有名な篁山(たかむらやま)でした。
竹林寺は古く、730年(天平2年)行基が桜山花王寺を創建、のちに
小野篁の生誕地などの関連で篁山竹林寺と云われていたそうです。
集合はJR山陽本線入野(にゅうの)駅、17名で出発しました。
入野駅から入野大橋を渡り、グリューネン入野と云う住宅団地の入口を通過すると、
たかむらの里と云う名水やシイタケなどを売っている休憩所が有りました。
そこで休憩及び衣服調整などの後、緩やかな坂道を登って行くと史跡の石碑などが見え始めます。
天平の道(竹林寺参道)の石碑や、小野篁、小野小町などの句碑、
小野篁の母(八千代)の石像を見たあと竹林寺登山入口の道標が有り、
獣対策の柵を開閉して山中の登山道へ入りました。
参道とはいっても結構きつい急登の登山道を登って行くと小さな姫路滝が有りました。
約20分後、松ヶ嶽城分岐で右折し約5分で、松ヶ嶽城本丸址の山頂へ着きましたが、
山頂は雑木林に覆われて、石積みの井戸だけが残っていました。
参道に戻り広くなった参道(登山道)を登り続け、梵字岩や壊れた九丁石を
過ぎ、アジサイの間の階段を登ると仁王門が見えてきました。仁王門をくぐり抜けると、
八千代橋の両側の湖面に睡蓮やコウホネの花がかなり多く咲いていました。
竹林寺の境内には竹林寺本堂(国重文)の他にも、市重文や県重文の古いお堂が並んでいました。
鐘楼経由で 篁山頂上へ着くと大きな青銅製の阿弥陀仏像が有りました。
元々ここには三重塔が有ったそうです。ここで昼食休憩をしました。
下山は河内駅へ向かいました。
河内駅側の下山コースは旧来の古道(参道)も有りましたが、
今回は竹林寺駐車場まで舗装された林道を下りました。
竹林寺駐車場からもそのまま舗装された林道を下り、
途中に河内駅への近道と云う朽ちている道標を右折し、舗装された参道へ向かいました。
塔鼻地蔵庵(いぼがみさん)を下りたら、沼田川に架かる篁(たかむら)橋に出会うも渡らず、
次の 城渡橋 を渡り山陽本線のガード下をくぐるとすぐに河内駅に到着しました。
篁山竹林寺登山MAP
篁山竹林寺登山断面
7月4日の参考データ
7月4日の総歩数 : 約20000歩
2駅間の総歩行距離 : 約8300m
2駅間の総歩行時間 : 約4時間46分
累積標高値(+) : 約566m
累積標高値(-) : 約610m
(つづく)