ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

三段峡渓谷トレッキング(1)  MAP & 概要

2014-07-26 | 日記

7月25日(金)晴れ 36/27℃

猛暑日が続いている今回の真夏の金曜日は広島県北の西中国山地国定公園の中の 

緑深まる 三段峡トレッキング でした。

起点の聖湖(樽床ダム貯水池)の南端から柴木川に沿って南下し、

三段滝、水梨口、黒淵渡船、長淵の三段峡正面口に下るコースでした。

途中はアップダウンの連続でしたが、全体では約13kmの歩行距離、約400mの下りコースでした。

聖湖口の標高値は約750m、登山道の周りはブナなどの原始林に囲まれて日差しは無く、

木陰の中を下りて行くので、暑苦しいということは有りませんでした。

青空の下で、爆音を立てて、流れ続ける絶景の三段滝を見ながらの昼食も最高でした。

その後の渓谷沿いの遊歩道も、激しく流れる急流の音が聞こえたり、鏡のように静かな川面を見たり、

いろいろ変化していく三段峡の情景を飽きること無く下って行きました。

黒淵渡船の上流側の黒淵荘にはフランスからのハイカーカップルが半日ゆっくり滞在していたり、

日本人連れの外人の若者達などと出会ったり、湖面では子供たちが、涼しそうに水遊びしていました。

見所は渓谷の他、山側にも懸崖が聳え立ち、谷間からは様々な形のが流れ落ちていました。

三段瀧の上流側は一部、土石流などで道幅が狭くなり注意が必要な所も有りましたが、

全体的に歩きやすい遊歩道になっていました。

下山後は、駐車していた車で、往復約1時間、スタート地点の聖湖口迄、他の車を迎えに行きました。

三段峡や、国道191号線周りには、深入山、臥竜山、聖山、高山、恐羅漢山、十方山、砥石郷山など

名だたる名山が豊富に存在しており、今後の登山計画の参考にしたいと思っています。


 三段峡渓谷トレッキングコースMAP 

 

 

 三段峡渓谷トレッキングコース 断面 

 

 

7月25日 参考データ

総歩行数 : 約24000歩

総歩行距離 : 約13200m

総歩行時間 : 約5時間30分

                  ( 昼食・休憩時間含む )

標高差   :  約(-)410m 

 (つづく)

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極楽寺山(キヌガサタケ見物)登山(6)  下山・廿日市駅迄

2014-07-24 | 日記

(つづき)

極楽寺仁王門から平良コースで、JR廿日市駅へ向かって下山します。 

 

下りはみんな、早いピッチで下りています。 

 

星ヶ城跡の石仏前を通過。

 

 

 

早くも、三角点の傍のベンチ迄到着し、休憩しました。 

 

同、四等三角点 

 

 

 

約7分程下りると展望岩が有り、南側は廿日市方面が真下に見えていました。

車道は手前は山陽自動車道路、その南側に西広島バイパスが通っています。 

 

その左側は、広島市佐伯区や似島方面が見えています。 

 

展望岩 

 

平成3年台風19号で壊れていたが、平成17年に修復された地蔵堂 

 

登山道の両側が削られて随分歩きやすくなっていました。 

 

麓の平良登山口?から24丁石、30分で下りてきています。 

 

 

 

 

 

  

 

十九丁石を通過。 

  

時折、海が見えていました。 

 

 

 

右手に展望地が有ったので約5m程入ってみました。 

 

展望地からの光景。

宮島SAの上下が共に見え、左奥は宮島です。 

 

山陽自動車道の 極楽寺橋 を渡ります。

 

宮島方面 

 

 

 

 

 

 

 

分岐を左折し、西広島バイパスを渡り、洞雲寺方面へ。

 

西広島バイパス迄下りてきました。

 

西広島バイパスの側道へ下ります。

 

側道をしばらく歩きます。

 

平良第一号トンネルをくぐりました。

 

ここからの入口が草に覆われて探しています。

 

すぐに見つかり再度山中に入りました。

 

すると バイクの練習コース が有りました。

 

 

 

 

コースを突き抜けると正規の登山道に合流。

 

洞雲寺の墓所に入りました。

テレビの軍師官兵衛でも御存じの、毛利元就に厳島の合戦で敗北した

大内方重鎮の陶晴賢のお墓が建てられていました。

 

 

 

洞雲寺本堂

 

 

 

 

 

 

 

洞雲寺の南側一帯は大住宅地に変身していました。

 

洞雲寺前公園を回り込んで山陽本線の廿日市駅へ向かいます。

 

ガードをくぐります。

 

暑い中、廿日市駅迄が意外と長く感じ、早く北口が出来て欲しいと思いました。

しかし目的のキヌガサダケやタマゴタケの見学は丁度見頃の時期で、大満足できました。

 

(終了)

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極楽寺山(キヌガサタケ見物)登山(5)  仁王門迄

2014-07-23 | 日記

(つづき)

極楽寺山登山、蛇の池から芝生広場を経由して、極楽寺本堂へ向かいます。

 

 

 

途中で傘を開いている タマゴダケ が見られました。

 

極楽寺山頂へ登っています。

 

極楽寺山の山頂ですが、三角点も無く、展望も出来ませんでした。

 

標高は693m。

 

頂上広場の様子。

 

山頂から下りて、修行大師の前で、極楽寺山山頂をトラバースした仲間達と合流しました。

 

これより極楽寺の境内に入ります。右側の道は中国自然歩道。

 

奥の院への階段を登ります。

 

奥の院と一願堂

 

一願和尚と一願堂

 

十三仏など色々な石仏が並んでいます。

 

修行大師(弘法大師)

 

極楽寺本堂(広島県重要文化財) に参拝。

 

極楽寺本堂に参拝後、集合写真。

ご本尊は十一面千手観音菩薩座像

 

本堂前の阿弥陀堂、大きな阿弥陀様が座っています。

毛利元就により再興されたので、毛利の家紋が見えます。

 

展望東屋にも立ち寄りました。

 

霞んでいて良く見えませんが、廿日市市街地や瀬戸内海の似島方面が開けています。

 

ここ極楽寺付近の高さは661m、 極楽寺山頂 では693mでした。

 

下山開始します。

 

仁王門を出て、平良コースを下りました。

 

(つづく)

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極楽寺山(キヌガサタケ見物)登山(4)  蛇の池・芝広場迄

2014-07-22 | 日記

(つづき)

四本樫分岐から蛇の池へ向かいます。また、急登が続きます。

 

蛇の池への道標を下ります。

 

下り口の両側には、キャンプ小屋が沢山用意されています。

利用者は見当たりませんでした。

 

蛇の池を一周している遊歩道迄下ります。 

 

蛇の池の遊歩道の傍の斜面で、真っ赤で大きなタマゴタケが見つかりました。

 

 大小2個が並んで生えていました。

 

真っ白いツボの中から真っ赤なが伸びています、絵本を見ているように可愛い形をしています。

 

色々な方向から見てみました。

 

   

 

 

 

タマゴタケを見て疲れも取れました。昼食の準備をしています。

 

次に、蛇の池の水面を眺めました。

蛇の池 全体に スイレン が広がっていました。

 

スイレンの花がポツポツと咲いていました。 

 

蛇の池全面に広がっているスイレン。 

 

スイレンの丸葉が重ならないようにうまく並んで浮んでいました。 

 

 蛇の池のほとりのアジサイとうまく溶け合っていました。

 

 東屋は先客が有り、木陰で昼食をしました。

 

タマゴタケは画面の左側方向の斜面に生えていました。 

 

再度、蛇の池の水面へ行ってみました。 鯉 が沢山泳いでいました。 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗に咲いていたスイレンの花。 反射して花の下部が見えていました。 

  

突然目の前に、金色の鯉が寄ってきました。 

 

蛇の池、全面の様子。 

 

特に美しかった白いスイレンの花、一輪。 

 

昼食後、蛇の池を背にして記念撮影。 

 

遊歩道の左側を半周して展望広場へ。 

 

  

 

蛇の池のスイレンの生い立ちが説明されていました。 

 

コンクリートの階段を登りました。 

 

 

 

広い芝生広場に出てきました。 

 

広場から蛇の池を覗いてみました。

 

広場の奥の展望台を目指します。 

展望台へ登っても周辺の樹木が伸びすぎて、展望はほとんどできませんでした。

 

仕方なく、展望台横の案内図を見ています。 

 

その自然歩道案内図。 

 

(つづく)

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極楽寺山(キヌガサタケ見物)登山(3)  四本樫分岐迄

2014-07-21 | 日記

(つづき)

椿尾根から牛池林道に出会ったところです。林道は牛池迄のようです?

 

右へ分かれる送電線保守路を行くと、

さくらの里 を経由してアルカディアビリッジ や 蛇の池にも接続しています。

 

送電線保守路 右側へ下りています。

 

その分岐後、すぐに左折し杉林の中の登山道に入ります。

この分岐を見逃さないことが、キヌガサタケに出会えるかどうかの重要ポイントです。

 

葉っぱの下にひっそりと紫色の花を咲かせていた フタバアオイ。

 

もう一山登ります。

 

 

 

 

 

陸軍省石碑 

 

このピークが 663峰 

  

663峰を通過して

 

下りに掛かった登山道の周辺がキヌガサタケの群生地です。

仲間全員で周辺を探し始めるとすぐに見つかり、急いで発見現場に近寄りました。

 

黄色の色をしているので、ウスキキヌガサタケ が正式名称です。

倒れかかっているようですが、レース状のマントが良く開いています。

 

左側の小さなキノコはキヌガサタケのマントが開く前、右側の二つはレース状のマントが開いた状態

 

 

 

 

土の中から帽子を被った白い柄がスクスク伸びた後、

帽子の下から黄色のレースがマントのように広がります。

帽子の下からレースが広がると、こんなにきれいになります。

 

 

 

 

これも、帽子(カサ)と白い柄の間の、黄色の内側から粘膜が出てきてレースのように広がります。 

 

 他にも方々に、沢山見られました。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 開いて時間が経ってしまうとマントも柄も萎れてしまいます。

 

群生している様子です。 

 

キヌガサタケを沢山見学出来て、大喜びしています。 

 

キヌガサを見たあとは 蛇の池 へ移動します。 

 

 仲間の顔見知りの女性も、キヌガサタケを見学に来られていました。

 

またまた、急登が続きました。 

 

 

 

 もう少しで 四本樫 みんなもかなり疲れて来ています。

 

急登の先に四本樫が見えて来ました。 

 

良く見ると確かに四本の樫の木。標識も有りました。

この標識は昨年は壊れていましたが綺麗に修理されていました。

 

左:牛池へ下り、 右:運動公園、倉重登山口方面から登ってきました。

手前方向の蛇の池へ向かいます。  

 

(つづく)

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