怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

仕事の顔

2008年10月03日 | 近隣の人たち
プーチン首相が大統領になった頃、テレビや新聞に掲載されるその顔を見て、
「ボンドシリーズの悪役みたいな顔をしているなぁ~」
と思ったのは私だけだろうか?

後日、彼の経歴を見てちょいとたまげた。
KGBのスパイだったそうな。
職業によって、顔立ちが作られる典型的な例だと思った。
今では、すっかり政治家の顔になったプーチン大統領。

先週の選挙運動で、こんな人を見かけた。



おや?
誰かに似ている・・・・
もしかして、眞紀子さん・・・
数メートル離れてじっと見つめる私の視線に彼女は気づいたようだ。
私に向かって、にっこり笑って手を振った。
さすが、政治家・・・(わたし、有権者ではないんだけどぉ~)



彼女のポスター。
これは眞紀子さんには似ていない。(もっときれい

夫は小泉純一郎元首相のファンだ。
眞紀子さんを知っているかと思いきや「知らない」とのこと。
ネットで探した眞紀子さんの写真を見せると、
「あ、似ている!」
とのこと。


そういえばドイツ人の政治家の顔ぶれ、雰囲気は日本のそれと似ている人ばかりである。
おそらく、それぞれの職業によって顔立ちや醸し出される雰囲気が人についてくるもので、国や地域や人種に共通したものなのだろう。




話は変わって、うちの義母。
先週、美容院に行ってきた。
いつもより少し内側に毛先を揃えてご帰還。
「あれ?首相に似ていますよ!」
私は思わず言った。
彼女の髪の色と瞳の色はメルケル首相と同じである。
「そう~?あら、似ているわねぇ~」
などと、鏡を見ながら答えた義母。

そういえば、メルケル首相、50歳代にしてはえらく老けて見える。
義母と似ている、と思わせるくらいだもの。
政治家の激務は女性を実年齢以上にしてしまうのか?
いや、義母が実年齢より若く見えすぎるのか?

与党CSUは今回の選挙で芳しくなかったようで、首相のやつれた顔が新聞に載った。
「げお義母さんのほうが若い・・・」
私は一人でつぶやいた。
しわの本数と深さはやや義母のが進んでいるが、全身から感じる勢いというかオーラというか、それは義母のほうが生き生きしている。

我が家の統治者、義母はますます元気で家族を支配している。