怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

いちごの季節

2009年06月14日 | お菓子
日本もここもいちごの季節。(いや、日本もそうなのか?地方によって違うだろう)
人並みにいちごの話題を記録しておくことにする。


!!全滅!!いちご!!
プランターに植えたものは全滅してしまった。義母は怒りと共に土と苗を買った園芸屋に怒鳴り込んで返金が成立した。
おっと、話がそれた・・・・

畑にはちゃんとたわわに実るいちご。


右のボールにもいっぱいに入っていたのだが、使用後の撮影~


いまの時期にドイツの多くの家庭で作られるイチゴケーキの作り方。

スポンジ台にカスタードクリームを塗る。


クリームの上にいちごを敷き詰める。


ゼラチンを流し込み、固まれば出来上がり。


泡立てたクリームを添える。

同日、義母はいちごジャムも作った。
いちご3キロは潰し、同量のペクチン入り砂糖と一緒に加熱。

右はペクチン入り砂糖1キロ入りのパッケージ。日本にはこうした製品があるのだろうか?


このような状態に沸騰させ、5分過熱。焦げ付かないよう、吹きこぼれないようかき回し続ける。
ペクチンがない時代には30分加熱しなければならなかったそう。
加熱時間が短くなったことで、ビタミン類の損失が少なくなった、のだとか。
昔のヨーロッパ人、冬はジャムなどの保存食でわずかなビタミン類を摂っていたのだろうなあ。


火を止めたら、すぐにビンに入れる。この作業は熟練が必要なのか、私は手伝わせてくれなかった。
夫婦二人の共同作業。ジャムが熱いところですぐに蓋を閉める。
ちなみに、使用されるビンは煮沸消毒をしていない。
他の果物のときは煮沸する、というような義母の説明~
(はっきり聞き取れなかったのさ~ あは~)


これが3キロのいちごからできたジャム。
完璧な無農薬・保存料無添加の手作りだぞ。これらは蓋を開けなければ数年保存が可能らしい。

「りすは甘いものが嫌いだから少なく作りました」
ドイツの甘い物好きの人々は砂糖摂取のし過ぎで病気にならないのだろうか。
私だって、毎日甘いものをここで食べているのに。
義母はもっと私に糖分をとってもらいたいようだ。
こわ~い~