怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

モンゴル人のバーベキューパーティ

2011年06月12日 | 近隣の人たち
暖かくなると、ドイツ人たちは戸外でのバーベキューを楽しむのだが、
もちろんドイツ人だけでなく世界中で戸外での料理は愛されている様子だ。
ドイツ生活でモンゴル人のバーベキューを経験するとは予想できなかったぞ、ああ、ドイツ、多民族国家。


招かれる人たちはウルナさんの交流関係がほとんどである。ミュンヘンにも数家族のモンゴル人が住んでいて彼らもやってきた。
ドイツ人はウルナさんの仕事関連の様子で、音楽関係者が多い。
私は例外中の例外??義母を通じて知り合ったなんて・・・・


こうしてみると、普通のバーベキュー。右の写真の白い物体は日本で言う「肉まん」だ。もちろん手作り、おいしいぞ。


バケツの中に入っている調味された肉。この辺がワイルドな感覚でよろしい。
右、最初に配られる肉。

クライマックスにはモンゴル風の料理。充分に焼いた石を肉とともに鍋に入れる。


ジャガイモも加えて火が通るまで加熱する。

上右は私に盛られたもの。わ~、凄い!肉は少々ワイルド風味で私はあまり食べることができなかったが、
肉汁を吸ったジャガイモはおいしかった。
この料理方法は来客をもてなすための特別なものだそう。

鍋に残った石は、熱いところを手に持つ。健康法のひとつだそう。どこの国でも身体を温めるのは健康法か?
ただし、この石、肉などの脂でねばねばしているのが難点。まあ、戸外でのバーベキュー、それがいいところ。


左、イースト発酵させ、蒸したパン。日本人の口に合うふわふわのおいしいパン!
右、揚げパンってところかな。これもおいしかった。


音楽家のウルナさんの交際範囲だから、いつも歌と踊りになる。

今まで疑問に思っていた質問をした。
「モンゴル音楽は楽譜があるのですか?」
楽譜が存在しない楽器もあるのだ。たとえば、パラグアイハープなどがそうである。
見て、聴いて覚えるのだ。
もしかしたら、それと同様なのかと考えた。彼らはいつも楽譜などを用いずに演奏するからである。
ところが、驚いた回答が。
「ありますよ、西洋のものと同じです」
ちょっと聴く限りではとても西洋の「ドレミファソラシド」にそのまま当てまめることができそうもないが、あるのだそう。


ギターを持つのはドイツ人。フォークダンスの指導などをしているらしい。
モンゴルハープ(何というのだろう、ちゃんと調べてから記事にしろよって?うほほ~)を演奏するのはまだドイツ語ができない来独したばかりと思われる若いモンゴル人。


ウルナさんはその社交的な性格で、場を盛り上げたり一人ひとりにふさわしい挨拶をするのが非常に上手い。
左下、珍しく西洋楽器を演奏。何でもできるのか?

左上、彼の演奏を録画してYouTubeに掲載したものがあるのでご覧ください。



この動画を作ったドイツ人は一見、芸術家。
彼について次の記事に書こうと予定している。