怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

オクトーバーフェストは厳禁

2011年10月01日 | ここの生活
家族が揃っている昼食時に私が話を切り出した。
「E子さん(ドイツ人、2歳の男児有り、ここ1年ちょっとの友だち)が一緒にオクトーバーフェストに行こうと私を誘っています」
夫は額にしわを寄せ、黙って不機嫌になり、
義両親は「おー、ないん!、おー、ないん!」と叫んだ。(りす訳「とんでもない!」)
「小さい子連れでオクトーバーフェストなんて、とんでもありません、高いし危険だし、疲れるだけです!」

ああ、反対されるのはわかっていたさっ。ちょっと言って見たかっただけさぁ、そんなに激しく反対することないでしょう~
って心の中で反論していたかわいそうなりす。

ミュンヘンまで電車で1時間の距離に住んでいるのに、オクトーバーフェストに行ったことがないなんて、私ぐらいなものだろう。

だが、先週末のオクトーバーフェスト開催時期に義両親と私はミュンヘンへ行った。


イザール川。右のオブジェはいったい何?

アリアンツアレーナ。右、ドイツ博物館。

左、なんだろう?右、確か、ユダヤ人墓地。

ヨーロッパ特許庁。右、イザール川沿いに有った博物館。
以上、すべて車の中から撮影。義両親もぜんぜんこれらに興味が無いらしいし。
で、いったい何をしにいったかというと・・・・


姪の誕生日。



孫の誕生日には3種類のケーキが並ぶ。気合、最高

そういうわけで、オクトーバーフェストどころか、ミュンヘン市街を散策など少しもすることなく、再び車で家に向かった。
もしかして、オクトーバーフェストに行っちゃうかも、って期待は見事に外れた。

日本の仲間から(男性)次のような質問をもらった。
「女性のコスチュームがエロ過ぎるて本当ですか」
テレビ放送などでも紹介されると思われるオクトーバーフェスト、女性の大きく胸の開いた民族衣装のことを言っているものと想像できる~
これは、一週間ほど前の新聞広告の写真。

その「エロ過ぎ」と表現されるのはこの部分か??

確かに、日本をはじめとする東洋ではこれだけ胸を大きく開けた衣装はなかなかお目にかかることが無いだろう。
フツーに胸をだした衣装に免疫の無い東洋人男性には驚きでしかないのかも~
水泳プールは『ヌードの日』、サウナは混浴、というドイツの環境との差だろう。

以下は、領事館から配信されたオクトーバーフェストについての注意事項の一部だ。
「また、女性の露出は大目に見られている風潮があり、新聞等にも写真が掲載され
ていますが、第三者が承諾なしに写真を撮影することはマナー違反とさ れてお
り、トラブルの原因ともなりかねませんので併せてご注意ください。」
日本の男性達が、その性能のいいカメラをもってオクトーバーフェスト会場で撮影に夢中になっている光景が目に浮かぶ~
いや、男だけじゃあない、わたしもブログ記事のために撮影したかったぞ!!

オクトーバーフェストと同時期に開催されているわが街のお祭りに行ってきた。
民族衣装の女性を狙って撮影したのだが、領事館からの注意に従い、ブログ掲載は断念!
(撮影は、あっちを見ながら何気にシャッターを押す、というこちらの生活で身に付けた技術を利用、うほ。)