怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

増え続ける物資

2011年10月08日 | ここの品々
夫がスーパーの広告を見て言った。
「もしリスコッッヒャー(私の炊飯器)が壊れちゃったら大変だから、これを買っておきましょう」

これはその辺の普通のスーパーの売られている普通のドイツ人向けに販売される炊飯器である。
↑、何を言いたいかというと、要するに、おいしく炊くことが期待できない、ということ~

「鍋でもご飯を作ることができます」と私は主張したのだが、
一度言い出すと、自説を曲げることはほとんどない夫である。
結局、彼は勝手に買って来た・・・・。


いろいろな細かい炊飯設定ができたり、タイマーがあったりする日本の製品と比較すると、淋しいことこの上ない・・・
ま、18ユーロだし。緊急用として持っておくのもいいか。

って、自分を納得させようとしたのだが。
問題は保管場所である。
寝室の天袋のような隙間に、これを押し込んだ。

右の白いビニール袋には「緊急時用のコーヒーメーカー」、右の唐草模様の風呂敷(友人からの結婚祝い)には山のように買い込んだ日本からの肌着とストッキング、靴下。
コーヒーメーカーが壊れちゃったら、ブラジャーがよれよれになって使い物にならなくなったら(私のサイズ70Aはここでめったに無い)・・・
って考えると不安で、予備の品々がこのように溜まっていく。

もうやめよう、ここだって、一応先進国、日本より質は劣るが(サイズもでかすぎ)あるにはある!!
って、自分を納得させるのだが、先日また、買ってしまった。


もし、このちっちゃい懐中電灯がなくなちゃったら、大変!(暗い朝にはとても便利、家の中懐中電灯)
って気持ちが働き、スーパーの広告でわずか3ユーロ(300円)に魅せられ、買ってしまった・・・

義父のお気に入りの言葉はこれだ。
家の中をきれいに保つ秘訣。ものを一つ買ったら、すでにある物資を一つ処分すること。
日本に住んでいればできるけど、ここの生活では無理そうだ。
いいさ~、私の部屋と寝室は、倉庫状態でも構わない~