怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

帰省しやすいドイツ生活

2016年09月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
初めてここから日本に帰省したとき、何人かの知人友人たちに尋ねられた。
「ひと月も住まいを離れて大丈夫ですか」
そういえば、日本の生活では一ヶ月近く家を完全に留守にすることはあまりない。
休暇を連続した数週間取得できる西欧州の生活では、ひと月の実家戻りはほとんど興味を引くものではないだろう。

今月の数週間を母国中国で過ごしている近所の友人からときどき写真が送られてきている。

こういう写真を見ると、中国はとてつもなく広いことを思い知らされる。

だいぶ奥地を旅行した様子だ。

この街並みなど、私も行ってみたいと思ってしまう。
もともと欧州にはあまり興味がなく、日本周辺の国々を旅するのが好きだった。

    

日本にいる外国人たちは、帰省することができるのだろうか。
韓国あたりだと近いから一週間程度でも充分だろうけれど、東南アジアくらいになると2週間は欲しいかな。
西南アジアや、もっと先、欧州の出身者たちは時差ボケの分も含め3週間必要だろう。
日本の休暇制度では帰省が難しいように思える。
また、専業主婦だったとしても、仕事を離れられないダンナを置いて一ヶ月も帰省したら批難されちゃうかもしれない。
日本人のダンナの両親などと同居していたら、もう、帰省自体ができないかも・・・と、だんだん憂鬱な気分になってきた。

日本で付き合いのあった外国人たちの帰省の話をあまり覚えていない。
携帯電話で気軽に旅先から写真を送るような環境でもなかったし。
やはり、休暇が短いとかお金がかかるとか(アジア地域の人々はお土産を数十万円分持っていかなくてはならないという話題になったことがある。また、ここの中国人からもそんな話を聞かされた)で実家には帰りにくいのだろうな。

この写真を送ってくれた彼女は、ドイツで働く旦那さんの休暇制度と所得の関係でこんな風に帰省を楽しむことができるラッキーな人なのだろう。



飯の炊き方を説明する

2016年09月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
在独三十数年のフィリピン人R子さんに大豆肉そぼろ入りおにぎりの作り方を尋ねられた。
集まりに作って持っていったら、ひどく気に入られてしまったんだ。
彼女宛のメールを書こうとPCを目の前にして、気付いた。
おにぎりの作りかたさえ、彼らの持つ米に対する感覚の違いで、説明を変えなければならないと。
フィリピン人の常食する米はどんな品種なのだろう。
暖かい地域はインディカ米を粘りを少なく炊き上げるものが好まれるので、おそらくフィリピンもそうだろうと勝手に想像。
では、米選びから説明しなくてはならない。
炊き方も、湯取り法でやっていたとすると、それはジャポニカ米には相応しくないと知らさなければ。
ああ!面倒だ!
ドイツ語で「Onigiri」と検索すると、たくさんの素晴らしいレシピが出てくるので、その中からいくつか選んで添付した。

さて、大豆肉そぼろだ。
「テキトーに、砂糖・塩・醤油・しょうが粉を入れて水分が飛ぶまで加熱するのよ」
と、日本人には説明できる。
R子さんの食文化背景も考慮し、また、彼女自身の料理能力も想像しなくてはならない。
性格も関係してくるかも。「テキトーに」が通じる人じゃあないような気がする・・・
    
どうにもこうにも面倒なので、いや、もっと真面目に言うと、かなり忙しい日々が続いていて、疲れているので、写真を撮って、これをメールに添付した。
解説文、一切なし!ドイツ語作文は元気なときにやらせてよー。

大豆肉のパッケージには、戻しかたの説明があるから大丈夫。その製品がどこに売られているか、という質問にはすでに答えてあるし。
これで納得してくれるかな。質問があれば、返事が来るだろう。