里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ゲンノショウコ(フウロソウ科、フウロソウ属)

2006年08月05日 | 山野草
久し振りに舅の所へ行き、畑の脇でゲンノショウコが咲いているのを見つけた。
昔は下痢止めとして実際に使っていたそうで、舅に言わせれば
「白花の方しか効かないので、赤花の方は引っこ抜いて捨てていた」 そうだ。
紅紫色花(マウスオン)白色花(マウスオン)

ゲンノショウコ
日当たりの良い道端など至る所に自生する山野草で、花の色は紅紫色、淡紅色、
白色がある。
名前の由来は、下痢に確実に効き現に効果の証拠があるという意味で“現の証拠”
と名付けられたとか。
同様の命名で、タチマチグサ、イシャナカセ等もあり、どうやら良く効くらしい。
別名のミコシグサは、果実がはじけた時の形が御輿の屋根の形に良く似ている事
から名付けられたそうで、正しく言い得て妙な形をしている。