一昨日、2ヶ月ぶりにNHKの野外講座に参加した。場所は隣町の山野町龍頭峡。
台風10号接近で悪天候を心配したが、日頃の行いが良いせいか風も弱く終日曇り
で猛暑の時期なのに快適な一日を過ごした。
今回のお目当てはスズムシバナ。
広島県では、東部から岡山県西部の石灰岩や粘板岩の礫の多い渓谷の林縁にまれ
に見られ、花は朝開いて午後には散ると言う珍しい植物だそうで、講師の先生も
出会う事が出来るかどうかヤキモキしていたが、何と台風をものともせずに参加
した物好き共の一念が通じて初デートに成功した。
スズムシバナ(キツネノマゴ科、イセハナビ属)
本州の近畿以西・四国・九州の山地の木陰に自生する多年草で、高さ30~80cm。
夏から秋に上部の葉腋から、緩く曲がった3cm前後のラッパ形で淡紫色の花を
開く。
茎の切り口は四角で、葉は対生し広卵形で鋸歯があり、節や若葉などに長い白毛
が生える。
スズムシバナは、かつてスズムシソウと呼ばれていたが、ラン科にも同名のスズ
ムシソウがあったので、それと区別するためにキツネノマゴ科の方をスズムシバ
ナに変えたそうだ。
和名の由来は、
花の形がスズムシの様に見える事から名付けられたと言う説があるが、ラン科の
スズムシソウの方はそっくりだが、スズムシバナの方は似ていない。
むしろ、スズムシが鳴き始める頃に咲く事から名付けられたと言う説の方が当た
っているようだ。
ハグロソウ(キツネノマゴ科、ハグロソウ属)
関東以西~九州の少し湿り気のある林縁に自生する多年草で、草丈は約50cm。
花は、約2cmで上唇と下唇に分かれた面白い形をしている。
名前の由来は、葉が黒味を帯びた濃い緑色をしている事から名付けられたそうだ。
台風10号接近で悪天候を心配したが、日頃の行いが良いせいか風も弱く終日曇り
で猛暑の時期なのに快適な一日を過ごした。
今回のお目当てはスズムシバナ。
広島県では、東部から岡山県西部の石灰岩や粘板岩の礫の多い渓谷の林縁にまれ
に見られ、花は朝開いて午後には散ると言う珍しい植物だそうで、講師の先生も
出会う事が出来るかどうかヤキモキしていたが、何と台風をものともせずに参加
した物好き共の一念が通じて初デートに成功した。
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スズムシバナ(マウスオン) | ハグロソウ(マウスオン) |
スズムシバナ(キツネノマゴ科、イセハナビ属)
本州の近畿以西・四国・九州の山地の木陰に自生する多年草で、高さ30~80cm。
夏から秋に上部の葉腋から、緩く曲がった3cm前後のラッパ形で淡紫色の花を
開く。
茎の切り口は四角で、葉は対生し広卵形で鋸歯があり、節や若葉などに長い白毛
が生える。
スズムシバナは、かつてスズムシソウと呼ばれていたが、ラン科にも同名のスズ
ムシソウがあったので、それと区別するためにキツネノマゴ科の方をスズムシバ
ナに変えたそうだ。
和名の由来は、
花の形がスズムシの様に見える事から名付けられたと言う説があるが、ラン科の
スズムシソウの方はそっくりだが、スズムシバナの方は似ていない。
むしろ、スズムシが鳴き始める頃に咲く事から名付けられたと言う説の方が当た
っているようだ。
ハグロソウ(キツネノマゴ科、ハグロソウ属)
関東以西~九州の少し湿り気のある林縁に自生する多年草で、草丈は約50cm。
花は、約2cmで上唇と下唇に分かれた面白い形をしている。
名前の由来は、葉が黒味を帯びた濃い緑色をしている事から名付けられたそうだ。