雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

下ネタメールについて

2009-04-12 | 雑記
 心なしか、幼い子供を持つ友人に下ネタメールを送っても反応が薄いような気がする。
 
 下ネタメールといっても、「誕生日オマンコ!」とか「それじゃあヨロチンコ!」などのたわいない挨拶程度のもので、私の真の力を発揮するものではない。しかし、だからこそ、ソコは思いっきりスルーしてフツウに本文のみの返信にとどまられると、書いた私がまるでバカみたいに思える。(バカなんです)

 こういった傾向は、やはり親となった友人によく見受けられる。特にまだ幼い子を持つ親に。やはり、一端の親ともなれば社会的にも、人間的にも、常に子供の手本となるべく生きてゆかねばなるまい! そういった自覚が自然に身につくからであろうか? いくら心安い友人だからとて、子供の教育上よろしくないこのバカに真っ向から付き合うのは、親として、いや人間として、避けるべきであろう……と、いった観点からだろうか?

 もし、こんなことを考えているのだとしても、私は別段、怒るわけでもない。(当たり前です。怒る筋合いなどまったくないです)ただ、ちょっと淋しいんだ……。そして、羞恥心と焦燥感。同年代の彼らがどんどん大人になっていくのに、自分は今までと変わらず、いやむしろもっとひどく、下ネタメールを投げつけたりしている。こんなんでいいのか? オレ? と。

 しかし、こんな悩みも、まだ独身の友人や既婚者でもまだ子供がいない友人や子供が大きくなった友人などだと、屁のツッパリみたいなものになる。


 例えば、件名に『今日は(四月九日)子宮の日です』と書いて、本文は件名とはまったく関係ないフツウの用事を書いて送ると、返信されてきた文はといえば、

≪よろぴく
 今日は病院で子宮の検査はタダかもしれんな 俺の子宮検査棒でなら年中無料や ただし面接あり≫

 であったのだが、本文に際しての返答はわずか四文字「よろぴく」のみであったのに対して、意味の無い件名のほうにこそ思いっきり喰いついてきているのだ。

 どうであろう? これぞ独身者の独身たる所以のような気がするではないか。

 そう、こんな友人がいるからこそ、私もまだまだへこたれずに「アナル拡張」や「マンコの姿煮」など愚かなメールを送り続けられるのである。それは君、素晴らしいことだと思わないか? 私は、思う。思うように心がけている。でなきゃ、やってらんねー。

 そして、最初にも書いたが、このテのメールで下ネタ部分を思いっきりスルーされると自分がバカみたいに思える、という戦法を使って、≪俺の子宮検査棒≫云々については一切スルーしておいた。

 この独身の友人が「俺、バカみたいぢゃねーかよ……」と思ってくれたなら、幸いである。
コメント (6)
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おもう

2009-04-12 | 雑記
歯医者に行った。

口の中にゴム手袋をした手を突っ込まれた。

ひじょうにゴム臭くって、たまらない。

あぁ、オレにはゴムフェラは無理だな、って。
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いろんな気持ちが本当の気持ち/長嶋 有

2009-04-12 | 小説
 長嶋有氏の「いろんな気持ち」を集めたエッセイ。

 エッセイとはかくあるべきものだな。と、素直に感心し、笑える一冊。

 やっぱりモノを見る視点が特別なんだなぁ、ってかオカシイ?そんなん、どうでもいいことだろ、と思ってしまうことも氏の理屈(屁理屈?)にかかると大仰になるからスゴイ!

 芥川賞作家とはかくあるべきものだな(かな?)。と、素直に感心し、笑えた一冊。
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希望ヶ丘の人びと/重松 清

2009-04-12 | 小説
≪いじめ、学級崩壊、モンスター・ペアレント、家族の死…。70年代初めに開発された街・希望ヶ丘…そこは、2年前にガンで逝った妻のふるさとだった…。亡き妻の思い出のニュータウンに暮らす父子を描く感動長編。≫

 重松作品を読むと、九割方泣いてしまうのは、たんに私が涙もろいからであろうか?
 いやいや。それもあるが、やはりなんといっても重松清の「家族に対する熱い想い」であろう。それと、「泣かせのテクニック」。

 悲しみとか、哀れみとかではなく、胸を震わせる、熱くさせる、本当の感動だから、安心して、惜しみなく、涙を流せる。

 笑いあり、涙あり、の読みやすい一冊。

 いつもはそんなに際立ったキャラを書かないけれど、今回登場の「エーちゃん」はカッコ良すぎ! 
 すだれ頭だけれども…(笑
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