雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

明けても暮れても

2009-08-16 | 雑記
「盆休み」などといっても、例年通り、ただただ呑み明けてるだけだ。

 これじゃあいかん! と思うが、これでいいか……とも思う。

 それでも今年はそれほどの深酒はしていないので、程よく毎日呑み暮れている。


 今朝、医者に癌を宣告される夢を見た。でも、肝臓ではなく喉のほうだった。どうやら煙草の吸いすぎらしい。
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こころ/夏目 漱石

2009-08-16 | 小説
 ちょっと、「夏休み企画 日本の名作読書感想文」でも書いてみようと、読んでみました夏目漱石著『こころ』。

 さぁでは、書いてみましょうか感想文、と思ったけれどダメです。私みたいなボンクラの手に負える作品ではありませんな! さすが「名作」と謳われ、現在(いま)尚、読まれ続けている作品ですな! 千円札になるだけのことはありますな!

 それにしても、これ何十年前の小説だ? 時代設定は明治天皇崩御の年、執筆したのが大正だから……まあすごい昔だな。それなのに、物語の核をなすエピソードには、現在でも変わらぬ人間の想いが感ぜられ、まったく古臭さがなかった。まぁ、それゆえのロングセラーなんだろうけどさ。

 果たして、現在生み出されている小説の中で、これほど後世に残る作品がいくつあるのか? そんなこたぁ知ったこっちゃないけれど、村上春樹とかが未来のお札の顔になってたら笑えるなぁ。でもそのころにはお札なんてなくなって全部カードになってるだろうな。
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オヤジの細道/重松 清

2009-08-16 | 小説
 加齢臭漂う、オヤジによるオヤジのためのオヤジエッセイ。

 シゲマツキヨシ42歳(連載当時)が、悲哀を込めて書き綴る、己のオヤジ化現象にただただ世のオヤジどもは共感せずにはいられないであろう! 笑い、泣き、そして憂う……世間に爪弾かれながらも頑張って生きているんだな、オヤジもな。と、35歳の私は他人事のように読んでいた。いや、読みたかった。だのに、いくつか共感を持って読んでしまっていたのが、なんだか口惜しい……。

 いくつからオヤジ? なんてのはないんだけど、オヤジになるのもそんなに悪くはないぞ、と少しは思えるようになるエッセイ。とりあえず、下手な抵抗を試みたって、いずれオヤジになるんだから、と開き直れるエッセイ。

 まぁ要するに、オヤジたちの傷の舐め合いエッセイ……。
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