雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

やさぐれるには、まだ早い/豊島 ミホ

2009-12-30 | 小説
 豊島ミホさんの、だいたい24歳から26歳にかけてのエッセイ。

 豊島さんの小説は全部読んでるし、ブログ(http://fengdao.exblog.jp/)もちょこちょこ読んでるし、なによりあの『底辺女子高生』を読んでいるので、とても身近に(と一方的に)感じている作家さんなので、すこぶる楽しく読ませてもらった。
 が、しかし、それほど近しく思っていたので「彼氏ネタ」などは少しショックを受けてしまった。彼氏いたんか……と。いや、別にそりゃいてもいいんだけど、別に恋愛感情とかあって嫉妬してるとかではないんだけど、これまで散々自虐っていた人なので「彼氏はいない」と思ってたんだ。(まぁ、もう別れちゃったみたいだけど)

 ともあれ、現在の(というかちょっと前の)豊島ミホの姿がありありと窺える貴重な一冊だった。そして適度に「下ネタ」が披露されていて、ますます彼女のことが好きになった。
コメント
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