なにか、日常生活でのあれこれを書こうと思ったのだが、如何せんこのごろでは一日の半分以上は仕事をしていて、帰ればあとは寝るだけという生活なので、日常というとどうしても仕事サイドでのなんやかやになってしまう。
いや、仕事サイドのなんやかやと言っても、きわめて真面目に働いているだけなのでそうそう「やらかしたー」ってことはない。
ただ、色々なところで色々な人を目にするので、色々思うところが出てくるなぁ……といった具合。
とりあえず、際立って目につくのは「オマエ、死ねよ」っていう客。
すごく感じの好いオーナーさんがやっている店舗がある。もう、ホント、オレたち配送員にまで、やたら気を遣ってくれる菩薩のような女性なのである。
自分らは入店した際、お店の人にレジで入店スキャンをしてもらわなければいけない。お客様がいたら待っていなければいけない。常に、お客様優先である。
そのときも、若い(やんちゃそうな)あんちゃん(二十代後半くらいのガテン系)のお客様がやってきたので、自分はもちろん退いてレジの済むのを傍らで待っていた。するとそのあんちゃん、千円以下の買い物で一万円札を出したらしい。しかしその夜はあいにく五千円札をきらしているらしく、人の好いオーナーさん「申し訳ございません、千円札でのお返しになりますけどよろしいでしょうか?」と、丁寧に断りをいれたら、
「え゛ーっ゛! え゛ーっ゛! 五千円札ねーが? え゛ーっ゛!」
などと、ガテン系あんちゃん、やたらのたうちまわりやがる。
いや、確かに、知らんよ。お前の五千円札が切に欲しい理由というのは。でもさ、無いもんはしょうがねーだろ。しかも別に「お釣りが無い」とか言ってるわけでもねーだろ。ちゃんと釣銭の金額は戻ってくるわけだろ。だったらそこまで、懇切丁寧に「申し訳ありません、五千円札きらしておりますんで」って言っている人に対して、その態度はねーだろ。どんだけ五千円札欲しいのか知らねーけど、いい大人がバカみたいにいつまでも、
「「え゛ーっ゛! マジでぇ? え゛ーっ゛!」
とか言ってんぢゃねーよ。
と、自分、本気でキレ気味になって、一言物申してやろうと一歩踏みでたところでそのあんちゃん、「んなこれでとって」と、財布から千円札を取り出して渡した。
いやいやいや!
オマエ、死ね!
まったくもって呆気にとられた次第である。
その後、そのオーナーにスキャンを貰いにいくと、いささか表情がこわばっていたが、たかだか一配送員の私に対して、「お待たせしました。よろしくお願いします」と笑顔を見せてくれた。
その笑顔を見て、「今の客、裏でちょっとシバいてきましょうか?」と本当に言いたくなった。
いや、仕事サイドのなんやかやと言っても、きわめて真面目に働いているだけなのでそうそう「やらかしたー」ってことはない。
ただ、色々なところで色々な人を目にするので、色々思うところが出てくるなぁ……といった具合。
とりあえず、際立って目につくのは「オマエ、死ねよ」っていう客。
すごく感じの好いオーナーさんがやっている店舗がある。もう、ホント、オレたち配送員にまで、やたら気を遣ってくれる菩薩のような女性なのである。
自分らは入店した際、お店の人にレジで入店スキャンをしてもらわなければいけない。お客様がいたら待っていなければいけない。常に、お客様優先である。
そのときも、若い(やんちゃそうな)あんちゃん(二十代後半くらいのガテン系)のお客様がやってきたので、自分はもちろん退いてレジの済むのを傍らで待っていた。するとそのあんちゃん、千円以下の買い物で一万円札を出したらしい。しかしその夜はあいにく五千円札をきらしているらしく、人の好いオーナーさん「申し訳ございません、千円札でのお返しになりますけどよろしいでしょうか?」と、丁寧に断りをいれたら、
「え゛ーっ゛! え゛ーっ゛! 五千円札ねーが? え゛ーっ゛!」
などと、ガテン系あんちゃん、やたらのたうちまわりやがる。
いや、確かに、知らんよ。お前の五千円札が切に欲しい理由というのは。でもさ、無いもんはしょうがねーだろ。しかも別に「お釣りが無い」とか言ってるわけでもねーだろ。ちゃんと釣銭の金額は戻ってくるわけだろ。だったらそこまで、懇切丁寧に「申し訳ありません、五千円札きらしておりますんで」って言っている人に対して、その態度はねーだろ。どんだけ五千円札欲しいのか知らねーけど、いい大人がバカみたいにいつまでも、
「「え゛ーっ゛! マジでぇ? え゛ーっ゛!」
とか言ってんぢゃねーよ。
と、自分、本気でキレ気味になって、一言物申してやろうと一歩踏みでたところでそのあんちゃん、「んなこれでとって」と、財布から千円札を取り出して渡した。
いやいやいや!
オマエ、死ね!
まったくもって呆気にとられた次第である。
その後、そのオーナーにスキャンを貰いにいくと、いささか表情がこわばっていたが、たかだか一配送員の私に対して、「お待たせしました。よろしくお願いします」と笑顔を見せてくれた。
その笑顔を見て、「今の客、裏でちょっとシバいてきましょうか?」と本当に言いたくなった。