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雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

かけがえのない人

2009-03-20 | 雑記
 夕方、仕事から帰ってきた妻が私の散髪してきた頭を見て「いい感じになったじゃなーい」みたいなことを言ってくれたのだが、「いや、これが実は大変だったのだよ」と、前の記事に書いた事情を話した。(YUI云々は抜きで)

 すると妻は、

「何それ? そんなの、『もういいわっ!』って帰ってくればいいのに!」

 いや、しかし。中途半端なザンギリ頭のオレが帰宅した家中に佇んでいたら、それはそれでオマエ、ヤバイだろ?

 とりあえず、「いい感じ」になったんだから…と宥めすかすも、妻の怒りは収まらぬよう。

「そんなヤツ、客商売は絶対無理。いずれ他の客から文句言われるって! もう、そんなとこ、二度と行くなっ!」


 確かに、今日は運勢が悪かった。そのせいかどうかは知れないが、嫌な目にも遭った。(他にも、ちょっと、あったのだ…)

 それでも、一日の大半が過ぎた夕暮れに、僕のためにこんなに本気で怒ってくれる人と、いつも一緒にいたんだ。これからもいられるんだ。って感じた想いは、今日の冴えない一日を差っ引いても余りある、幸福感に充たしてくれたんだ。

 
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