雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

昭和の味

2008-03-06 | 雑記
 先日テレビのニュースで見た、シー○ェパードなる団体のアホな抗議活動を目にしたため、無性に鯨肉が喰いたくなった。

 という訳ではないが、ずいぶん前にスーパーで鯨肉の缶詰が半額だったので買っておいたのを、昨夜オカズがなかったので喰った。

 喰いながら、あのアホな抗議行動をしていた○ーシェパードの奴らの前で思いっきり鯨肉を頬張ってやりたいものだ、などと思っていた。

 しかし、実際私はそんなにも鯨肉が美味いとは思えない。かといって不味いと思う訳でもなく、まぁ、どちらかと言えば不味い寄りだと思う・・・。

 そんな私が何故に鯨肉を喰らうのかと言うと、半額だったから・・・いや、それも重要なファクターなのだが、体裁を整えるとするならば、一応私も昭和生まれの端くれ。ギリギリ、小学校の給食に鯨の竜田揚げなどがメニューにあった世代である。
 その鯨の竜田揚げは、マジ美味かった、と記憶している。
 で、あるので、なんとなく、たまぁに、無性に、郷愁が胸を突き動かし、鯨肉を喰らいたくなるのである。

 しかし、缶詰は、やっぱり、違うんだ・・・。

 で、あるので、半分くらい残した。

 だが、もし、シーシェパー○の奴らが目の前にいたら、これ以上ないくらい美味そうな顔をして完食する。

 まぁ、それはいいとして、その残った鯨肉は翌晩、イヤイヤ喰らおうと思っていたのだ。


 で、今日は朝から味気ないガムを噛みながら、ちょっぴり凹み気味で仕事をして、さぁてお昼だー!と弁当箱を開けると、入ってました、鯨肉・・・。


 妻よ、やってくれたな・・・・。

 そう言いつつも、箸でチョイチョイ抓みながら、ご飯と一緒に喰らうと、これがなかなか絶妙で・・・「美味いぜ、シ○シェパ○ド!」などと、強がりながら喰らってました。

 それにしても、妻よ・・・今の日本で弁当に鯨肉が入ってる家庭って、どれくらいあるんだよ・・・と、そのとき浮かんだ疑問を帰ってから本人にぶつけてみました。

 すると妻は、事もなげに、

「高級料理じゃん、なにか不満が?」

 などとほざく始末。

 私は心の内で、

(半額じゃねーか)

 と、舌打ちまじりに誰にも知られぬ抵抗を試みたのであった。 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぶぇっ、くしゃーい! | トップ | 最悪/奥田 英朗 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事