かなりガッツリとキタ、奥田英朗氏の長編『最悪』
内容はもちろん、本の厚みもハンパなく重厚で、今まで敬遠していましたが読み始めると、何てことはない。ズンズンズンズンと惹き込まれていき、終盤にかけては加速的に読む手が止まらなくなってしまいました。
奥田氏にしては珍しく(?)特に笑わせるでもなく、かといってエンターテイメント性がないわけでもなく、「オモシロイ!」と一言で片付けてしまえない、なんだか、社会のやるせなさと言うか、人間のやるせなさというか・・・そう、いつもの軽快な毒が重厚な毒になって散りばめられた感じ。でも、読後は不思議と爽快さが漂っている、みたいな?
いや、でも、いつもほどの爽快さはないかな?どっちだ?
とにかく、かなりの長編にもかかわらず、全く飽きることなく読ませるってのは本当にスゴイことだと思います。
プロットがずば抜けて優れてるんだよなー、奥田英朗って。
内容はもちろん、本の厚みもハンパなく重厚で、今まで敬遠していましたが読み始めると、何てことはない。ズンズンズンズンと惹き込まれていき、終盤にかけては加速的に読む手が止まらなくなってしまいました。
奥田氏にしては珍しく(?)特に笑わせるでもなく、かといってエンターテイメント性がないわけでもなく、「オモシロイ!」と一言で片付けてしまえない、なんだか、社会のやるせなさと言うか、人間のやるせなさというか・・・そう、いつもの軽快な毒が重厚な毒になって散りばめられた感じ。でも、読後は不思議と爽快さが漂っている、みたいな?
いや、でも、いつもほどの爽快さはないかな?どっちだ?
とにかく、かなりの長編にもかかわらず、全く飽きることなく読ませるってのは本当にスゴイことだと思います。
プロットがずば抜けて優れてるんだよなー、奥田英朗って。
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