駅を降りると、
真っ暗な闇に包まれていた。
停電だ。
外灯や非常灯の類も一切無く、
月明かりのみだ
異様とも取れるが、
田舎の暗闇とはやはり感覚が違う。
水道も止まり、トイレに行くのにペットボトル持参だ。
しかし、被災地に比べたらなんてことはない。
被災者の方々の苦労や不安は想像を絶する。
こんな状況においても経済動向が気になってしょうがない。
病気だな。。。
食料品関連の小売りが物凄いという。
打って変わり、サービス関連がダメージを受けているようだ。
しかし、
万が一、殆ど無いかも知れないし、
全く気にならないかもしれないが、
あったらどうする?
これこそがリスクヘッジである。
不安を煽ってもしょうがないが、
誰も助けてくれない。
全ては自己責任において人生を歩んでいる。
無力だからこそ、ヘッジはしておくべきだとつくづく感じた。
頻発する余震、
不自由な日常、
先行きの不安・・・。
退屈だと思っていた平穏無事が、
どれだけ幸せなことなのかと。