子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

育児、カウンセリング、子育て講座、不登校、箱庭
キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

自分の中から答えは出てくる

2014-11-08 09:26:32 | セラピー
息子を亡くしてから今まで

いつまでも悲しんでいると子どもが悲しむよと言われても
頭では十分理解出来るのですが、こころが何とも
どうにもならず・・

何とか前を向きたいと思えども
どうにもならず・・


自然の流れでようやく
歩き出すことができています。(時々は淋しさが顔を出すけれど)

新しい出発。ゼロからの出発。
何がやって来るのかな。
ワクワクどきどきしながら
夢に向かって歩んで行く。
軽い感覚。新鮮さ。
何だか久しぶりだなぁ。

どんなことがあっても
時間がかかっても
人は新しい出発ができるんだなぁと、
誰かに言われても信じられなかったけれど
自分の内側から出て来たことは
実感として感じられます^^


頭で考えるのではなく
身体で感じること
それがとても大切です。

子ども達に
頭ではなく
身体を使って感じること
内側から湧き出てくるものを
大切にするということを教えてあげてください。



自分の動揺に気づく

2014-11-02 19:42:22 | セラピー
小さい子どもは親の境界線内にいるので

何か驚くようなことが起こったとしても

お母さんがご自分の動揺に気づき

素早く気持ちを立ち直せば

子どもはすぐに大丈夫になります。


例えば、山を歩いていて小さい子どもが頭から転んだとしたら

お母さんもきっとびっくりすると思うのですが、

動揺している自分に気づいてすぐに気持ちを立て直すことができて落ち着いていれば

子どもは泣かないでしょう。

実際、そんな場面もありました。


ちょっと練習が必要かもしれませんが

練習しておくと

プラスのことがいっぱいあると思いますよ^^

子どもを活かす、自分を活かす

2014-10-26 07:04:50 | セラピー
アスペルガーのお子さんは
ある面で飛びぬけて高いことがあります。

何でもできるように、ということを目標にすれば
子どもも親も疲れるばかりですが、
子どもの資質を伸ばす、ということを目標にすれば
とてもやりがいがあるのではないでしょうか。

その資質は何か、ということを見極めることです。
対人関係が苦手なのに
医師や看護師や教師などを選択してしまうと
本人も苦しいばかりでなく、周りがとても迷惑してしまうこともあります。
例えばエンジニア、科学者などのような選択をすれば
ノーベル賞を狙えるようになるかも知れません^^

親も子も、自分の資質というものをよく考え
選択していくことが大切だと思います。

自分の資質とは、だいたいが自分が「大好き」「夢中になれる」
ところにあります。
収入の面で有利だから、とか
そんな理由で仕事を選択すると
そこから歯車がかみ合わなくなってしまいます。

人が何と言おうが自分が夢中になれること
それがその人の資質を伸ばせる分野だと思います。

例えば、日本一のお百姓さんを目指してくれる子がいたら
日本の将来はとても明るいですよね。
お百姓さんという仕事は文字通り
何でも自分で出来なければならないので
本当はすごい仕事なのだと思います。

食ということの重みを訴え、
(食の真実を知らない人が多すぎます)
社会がそこに価値を見いだせるように働きかけていけば
収入のことも自ずと解決してくる。
なかなか困難なことかも知れませんが、
そんなチャレンジャーが増えてくれたら
頼もしいです。
(ただし、人の健康を担う、という自覚のないお百姓さんでは困ります)
夢物語でしょうか?

自然の中で自由にのびのびと

2014-10-25 18:59:22 | セラピー
自然の中で自由に好きなことをして遊んでいる子どもを観察していると
次々と色んな遊びを考え出して
実に面白いです。
その中に入れてもらって遊ぶのが私の楽しみのひとつでもあります。
(子どもの世界に入れてもらえない時もあります^^;)

障害のあるお子さんも、その子のペースを尊重してあげていると
いつの間にかどんどん色んなことに挑戦できるようになってきます。
私は障害のあるお子さんも大勢見て来ましたので、
やはり抑圧のない環境で育っていると違うということを感じます。
みんな一緒に同じことを、の世界では
伸びていきにくいし、その子の良さが活きないのです。

今の時代
ごく小さい時から清潔に気を配り過ぎていたり、管理され過ぎていたりして
砂に触れなかったり、遊びが広がらない子もいます。

小学校では遅い、というのは
知的な学習のことを言うのではなく、
自主性や創造性を育てたり、
本当の意味での個性を伸ばしたりすることだと思うのです。

小さい子どもが自然の中で自由に遊べる場所があちこちにあるといいなぁ。
お母さんの心も解放され、ゆったりしてくるので
子どもに向かう時も
心にスペースができるのです。
何のかのと言っても
親の感情や姿勢が一番子どもに影響するのですから。


まねっこ

2014-10-23 07:55:25 | セラピー
子どもは模倣して育ちますね。

何でもまねっこして育ちます。
自由にさせてあげる、と言っても
精神的自由を保障してあげるということで、
何でもありという訳ではありません。

やはり親として子どもに伝えていきたいことはある訳です。
早ね早起きやご飯を食べる時にいただきます、を言う
ありがとうやごめんなさいを言うなど
生活の中でよいものは伝えていきたいですね。
そのお家独自のものもあるとすてきですね。

それは、口でうるさく言って教えるのではなく、
お父さん、お母さんが自然にやってみせてあげ、
子どもがまねっこするという形で伝えていくものだと思います。

我が家のことで言えば、
息子の障害の関係でどうしても早ね早起きは無理でした。
でも、一日の流れはだいたい決まっていました。
病気の関係で大変なことも多かったけれど、
必ず一日のうちに楽しいことを組み込んでいて
普通の日を楽しむことにしていました。
これがシンプルな我が家スタイル。
(今は・・なかなか出来ていません・・反省^^;
 やはり子どもの存在は大きいなぁ)






親子の輝き

2014-10-22 13:44:17 | セラピー
最近いろんな親子を見ていて感じます。

私と息子がそうだったように、
最初は歯車が合わず大変な思いもするけれど、
親が子どもに鍛えられ、
子どもの後について行けるようになると
だんだんお互いのわだち(轍)が合うようになり、
何とも言えないよい関係が生まれて来るのだなぁと。

そこには、他にどの親子も真似が出来ない
素敵な関係が生まれる。

その証拠に
お子さんの笑顔が
とても輝いているのです

親が子どもの後をついて行く。
前から引っ張るのではなく、
後からついて行けるようになると
子どもの良さが発揮され
子どもが輝けるようになるんだなぁと。

それは
子どもが何ができるとかいう
能力とは関係のないもので
純粋な生の輝きとでもいうようなものです。

自分と子どもの生き方をプロデュースする

2014-10-02 10:13:51 | セラピー
どこどこの家はこうだから、
誰々ちゃんはこうだからと
常に人を基準に物事を決めるのではなく、
自分の人生は自分でプロデュースしてみましょう。

ちょっと勇気がいるかも知れませんが、
自分で何を大切にして生きるのかを明確にすると
人の意見に振り回されることが少なくなり、
かえって生きるのが楽ちんになります。

1回しかない人生だから
失敗したとしても、自分が納得できる方を選択したいです。
でも、失敗かどうかなんて最後の最後まで分からないのではないかなぁ。
最後の瞬間に、
自分の人生これで良かった、と思えたら
どんな人生を送ったとしても幸せな人生だったのではないでしょうか。

そう言いながらもわたしの場合
息子が喜んでくれる生き方かどうかが
常に選択の基準になっているのです(笑)


スティーブ・ジョブズの教育

2014-10-02 06:37:22 | セラピー
ハイテクの神様のようなスティーブ・ジョブズですが
ご自分の子どもには使用を制限していたそうです。
インタビューに対して、ipadを自分の子どもはまだ使ったことがないと答えていたそうです。
そして、家庭での子ども達との会話を優先していたそうです。

やはり、ハイテクを極めていたからこそ
その危険性もよく承知していたのでしょうね。

日本では親が自分の考えで子育ての方法を選択している家庭が少ないように思います。
周りがやっているからやらせる、子どもがやりたいと言うからやらせる、では
気づいた時には大変なことになりかねません。
やはり、何を大切にして子どもを育てていくのか
お父さん、お母さんで話し合っておいて欲しいのです。

私が自然の中で子育てをするのを理想としているのは
子どもの成長に必要な要素がたくさん詰まっているからです。
乳幼児期に一番大切なのは、安心な世界を体感させてあげることと
身体をしっかり作ること。
土台をしっかり作ること。

できれば、大人が見たいテレビ番組は録画しておいて
子どもが寝た後にこっそり(笑)見ましょう。
なるべく小さいテレビにしてきれいな布でもかかっていれば
生まれた時からそうなら、子どもはそんなものとして受け止めるのではないかと思います。
見るなら親子一緒に会話しながら。

子どもが早く(8時)寝過ぎるんですけど、と心配していたお母さんがいらっしゃいますが、
それが正常です。
子どもと接する時間はなるべく子どもとの触れ合い優先。
一緒にお話ししたり、お手伝いをさせてあげたり。
一人遊びをしている時も、親が近くにただいるだけで子どもは安心します。
子どもが寝た後に大人の楽しみや間に合わない仕事をやる、と決めておけば
生活リズムもつけやすいですね。

お正月やお盆など、スペシャルな日は
大人も子どももはめをはずす日、などと決めておけば
1年のサイクルもメリハリが出来るし
待つ楽しみも大きくなると思います。
ワクワクして待つって素敵な体験ですよね。

ちなみに、UCLAの研究によると
数日間電子機器利用を使わせなかっただけで、
子ども達のコミュニケーションスキルがまたたく間に向上したそうです。

自由をたくさん体験させてあげることと放任とは違うのです。
自由を保障してあげるということは
それだけ親がこころを砕き、環境を整えてあげるという必要があるのです。

私の場合は息子が寝ている時になるべく家事をして、
起きている時は一緒に遊んだりを優先していました。
障害があったことと病気が大変だったので、私の寝る時間は3時間くらいでしたが(苦笑)
息子の命は長くはないだろうという予感があったので
なるべく一緒に楽しむ時間を優先していました。
テレビは・・見ている暇がありませんでした。
息子がミッキーが大好きだったので、ミッキーのビデオだけは一緒に見ていました。
これが私の選んだ息子との過ごし方でした。

ただ抱きしめる

2014-09-29 10:29:03 | セラピー
今日も秋晴れです。
秋は淋しくもあるけれど、神様の恵みを感じる季節でもありますね。
朝 散歩をしながら落ち葉を拾って来ました。
微妙な色合いが、ほんとうにきれいです。
福島の子ども達の笑顔を思い浮かべつつ。

子育てって大変なことが多くて
本当に疲れている人も多いことと思います。
そういう時は
何はなくとも
あとは全部手抜きしても
子どもを慈しみを込めてただ抱きしめてあげてください。
1日一回1分でも
ただ心を込めて抱きしめてあげたら
子どもは心の栄養をたくわえて
明日も生きていけるでしょう。

ただ抱きしめてもらう
その経験を持っていない子どもが大勢います。
子どもは自分が生きている価値があるのか
何をして生きていったらいいのか
分からなくなるのです。

ポジティブ思考

2014-09-05 09:24:38 | セラピー
NHKの朝ドラで「花子とアン」を放送中ですね。
「赤毛のアン」は息子と入院中にいつも持ち歩いて読んでいた本で、
個室の灰色の中で、気持ちはカナダの森の中に飛んでいました。

同じ作者の本に「少女パレアナ」という本があります。
ポリアンナ物語と同じ本だと思います。
小学校の頃、教会の本棚で見つけて読んでいました。

パレアナはどんなに辛い時にでも「良かった探し」をするのです。
ポジティブ思考の生き方ですね。
私も真似して生きてみようと思い、子ども時代から
息子を育てている時まではずっとパレアナ流生き方でした。
息子を育てている時は、それがとても役立ったと思います。

けれども、息子がなくなった後、その生き方では生きられませんでした。
ポジティブな気持ちにはどうしてもなれません。
それどころか良からぬ思いばかりが浮かび、
生きる気力もなくしてしまいました。
ポジティブに生きようとすればするほど、自責の念も湧き上がってきます。
ポジティブに生きようと思っても歯車が空回りするだけでした。

その後、岡部明美さんの「カウンセラー・セラピスト養成講座」に8か月通いました。
今までの自分の生きて来た道を振り返り、
それまでポジティブ思考で閉じ込めて来た「本当の感情」を探し、
それを感じるのはとても怖いのですが、感じてみることにトライしてみました。
閉じ込めていた感情をしっかりと感じると
その感情は流れていきます。

その作業をひとつひとつやってきて、
少しずつ気持ちが軽くなり、ようやく今があります。

ポジティブ思考の良い面もありますが、
人生のエアポケットに落ち込んだ時のポジティブ思考の危うさを
身をもって体験しました。
ポジティブ思考の裏に隠れている「本当の感情」を感じることが大切なようです。

本当の自分の感情に気づく。
そして感情と同化してしまわないで、ちょっと上の方から自分を眺めてみる。
とても難しいのですがここがポイントです。普通は同化してしまっています。
とても怒りが湧いてくる時に、あ~、私怒っているんだ、と気づいて、
それをただ感じてみる。そうすると怒りの感情が内側にとどまらないで流れていきます。
ちょっと練習が必要です。


子どもが泣いている時、怒っている時は
ご両親の見守りの中で(安心、安全の中で)たくさん泣いたり怒ったりさせてあげて、
本当の自分を出しても愛してもらえるんだな~と
体感させてあげることが大切なのではないかと思います。
その時、大人はまず共感「悲しかったんだね~」「悔しかったんだね~」
それから、大人が教えたいことがあれば教えてあげればいいですよ。
順序が逆だと、特に小さい子どもは右脳の方が優位なので、無理があるのです。


今月は息子の命日月。
以前のような苦しさ辛さはなくなりホッとしています。
目には見えないけれど、いつも側にいてくれる息子と共に
人生の後半、一日一日を大切に生きようと思います。