子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

枠にとらわれずに

2013-04-28 08:33:19 | 日記
子どもに障害があると、どうしてもなるべく普通に、社会のルールに従って、というようなことを子どもに望み枠にはめようとしてしまいがちです。

それはご両親の親としての愛情の現れでもあると思います。
我が子がなるべく普通の社会に適応できるようにと。
でもそれが子どもをとても苦しめ、せっかく持っている素敵なものを眠らせてしまうということも起こります。


私の息子も障がいがありましたが、せっかくだから普通じゃない生き方を楽しもうと思いました。
そしたらあまりに普通じゃなさすぎましたが
普通にお風呂に入る、散歩する、遊びを楽しむといったことさえ刺激になって激しい発作を誘発しましたので、もうそういうことがものすごくスペシャルなことでした。
たくさんの制約がある中で息子が生き生きとできるように、なるべく楽しいことを生活のちょっとした場面に取り入れてきました。
息子はお風呂に入ると言えば大喜び、散歩に出かけると言えば大喜び、お話をするといえば大喜び。私が遊びのことをお勉強と言っていましたから、お勉強する?といえば大喜びでした^^;
どんなことでも喜びでした。
息子は特に特技があった訳でもなく、ただ生きているということさえ難しかったのですが、人生を楽しむということに関してはプロだったのではないかと思います。

障がいがあるということはある意味スペシャルなことですから、そのスペシャルをギフトにして、素敵な人生を親子で作ってみませんか。

エジソンもアインシュタインもディズニーも普通の社会の枠の中では才能を発揮できませんでした。
ご両親が見方をちょっと変えるだけで、子ども達はもっと人生を楽しむことができると思うのです。
あれもだめ、これもだめ、お約束、と言う前に子ども達と一緒にただ楽しんでみませんか。
障がいのある子ども達は周りの雰囲気にとても敏感ですから、そうすることでパニックなどもだんだんと治まってきたりします。
息子は生後3か月で髪の毛を半分自分で抜いてしまう程激しいパニックにもなっていましたが、それもだんだんと治まりました。

子ども達は制約の中を生きているうちに、何でも誰かに決めてもらわないと何かを選択できなくなったりしてしまいがちです。
息子は最重度の障害をもっていましたが、なるべく自分で選択をできるようにしていました。
自分がやりたいことが分かって、自分で決めて、自分で楽しむことができたら、たとえ将来施設で暮らすことになったとしても、そこで自分の楽しみを見つけることができるでしょう。

何となく今日はフトこんなことが書きたくなりました。