千歳へ

　起きると雨。アンヌプリは裾まですっぽり雲の中。今日のような日でも登山口に行けば登る人が必ず何人かいて、また釣られて登ってしまうので、行ってはいけない。またの機会にする。

　「ニセコビュープラザ」から至近の「有島記念館」に行った。休館日だった。

　有島武郎はずいぶん昔に「生れ出づる悩み」の他何作品かを読んだがすっかり忘れてしまった。自分の裕福な身分を恥じるような人だったと記憶する。もしも彼が貧しい一市民だったらどんな文学者になっただろう。

　「ダチョウ牧場」。アップを撮ろうとしてスマホを突かれるところだった。

　ダチョウは環境負荷が小さく、肉も卵も旨いらしい。肉の販売はしていない。

　「名水の郷 きょうごく」で昼食。ここも予想外にインバウンドで賑わっていた。
　橋を渡って、すぐ隣の「ふきだし公園」に行った。

　羊蹄山からの水が１日８万トン、３０万人分の生活用水が吹き出しているという。

　一口飲んだが、私には味の違いが分からない。「生水なので飲用には煮沸して･･･」との注意書きを発見。

　「きのこ王国」でトイレ休憩。

　２４時間トイレは寂れた道の駅より充実していた。

　「サーモンパーク千歳」に到着。隣の「千歳水族館」を見学した。

　淡水魚はどれを見ても同じに見える。

　ドクターフィッシュ初体験。足を入れてみたい。