読書の秋と言うけれど、そそられる本が無い。コロナ前から、本屋にも図書館にも行かなくなった。
Amazon Kindle で無料ダウンロードできるので、暇つぶしと言うのは偉そうだが、芥川龍之介の短編を片っ端から読んでいる。昔の言い回しに新鮮さを感じたりするが、少々飽きてきたので２か月ぶりに古文書を開いてみた。５分と持たなかった。
午後には雨が上がる予報だったので、心身共にジョギング・スイッチを入れていたのに止んでくれなかった。抵抗はあったが２月以来のプールへ行った。
特別に濃くしている訳ではないだろうが、ノーズクリップの隙間から浸入する塩素が痛かった。
とろとろ泳いでいると、後ろが追い詰めるのでコースを譲ったが睨まれた。私は、自分よりも遅い人に追いついたときは中央でＵターンしている。５００ｍ２本。
走る方が気楽だ。
涼しくなって血圧が上がってきたので、薬を飲み始めた。最近は有酸素運動を休んでいるのでいつもより少々早い気がする。薬を飲んだり飲まなかったりするのは良くないそうだが、夏の間は一番軽い薬でも最高血圧が１００を下回ったりするので毎年飲んでいない。
捨てたスイカの種から芽が出て、ふたつ実が着いたのを楽しみにしていたが、半月ほど前にひとつが裂け、今朝また残りが裂けた。
熟していないので渋かった。
押し入れに置くスノコの材料を買った。
檜の既製品があったが、寸法が中途半端なので止めた。檜材が無かったので杉とホワイトパインで妥協した。
２時間ほどで完成。檜の既製品をやりくりするよりも４割安く仕上がった。
涼しくなったので布団を出し入れしていると、永らく使っていない重い布団が邪魔になるので、一掃することになった。半分以上が廃棄対象だ。
昔は親戚が泊まりに来ることが年に何回かあったので客用の布団が必要だったが、今はもうそんなこともとんと無い。
用心して運んだり纏めたりするうちに、ギクシャクしていた腰が少しスムーズになった。何が良くて悪いのかとんと分からん。
きのう剣山から帰って、疲れていたが水替えの用意をした。その後、今日の午後は電柱工事のため停電になることを思いだした。
明日やろうと寛いでいたら３時前に復旧したので、水替えに取りかかった。いつもはひとつのバケツに１０Ｌ汲み出して捨てるのだが、腰の片側にだけ荷重がかかるので、バケツ二つで５Ｌずつバランス良く運んだ。良好。
押し入れを整理するついでにスノコを置きたい。 "あしたのこころ" 次第だ。
しかし電柱工事、いつになったら終わるのか。
雲海の朝。
ヒュッテのスタッフが好天、好機を祝福してくれた。
下山後、二重かずら橋まで足を延ばした。
体調が万全でなかったことを差し引いても体力の減退は歴然、条件が良くても私に次郎笈は無理だったようだ。
剣山へは国道４３８号が神山町で通行止めだったので、大回りしてつるぎ町から入った。
一宇に入ると "ヘヤーピン" カーブが次々、七箇所現れる。
何故か第二だけは "ヘヤピン" だった。
見ノ越の手前で路駐が多いので不思議に思ったが、駐車場手前で大渋滞、予想以上の人出だった。民宿親父の「祖谷方面へ回れ」という指示に従ってゾロゾロ下る車列と、上ってくる車列が鉢合わせして、二進も三進も動けなくなった。
結局、駐車場から１ｋｍ下手に路駐して登り始めた。
頂上ヒュッテのベンチで湯を沸かし、カップ麺とおにぎりで遅い昼食、珈琲。
次郎笈まで行きたかったが、駐車に手間取って遅くなったことと、雲が湧きだしたので止めた。
しかし日没頃には雲が切れて、天地の夜景がひろがった。酷く疲れていたので、私は北の空だけ眺めて就寝した。
