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星を追う子ども、を観た感想

2012年04月17日 22時18分14秒 | アニメ


 

 

 

新海監督の最新作、 星を追う子ども を観てみました。
私は新海監督のファンであり、全ての作品を見ています。
いまだにレンタルでしか観たことないんですが、給料が入ったら全部買っていく予定です。


新海誠というと、現実世界を舞台にしたものが多く、
モノローグを多様した作品が多かったと思います。(主人公の独り言みたいなの)
今作は予告であるとおり、いままでと全く違う作品になっていることがわかります。

 

 

 

全てにおいて王道を目指した、というだけあって、
日本アニメーションでの王道である、ジブリに酷似したデザインや、
どこかでみたようなストーリーが気に入るかでこの映画の評価は変わってくると思う。


新海監督らしさ、が今作ではなくなったかなと思いました。
モノローグがなくなっただけで、ここまで違うか!と感じた。
一貫したテーマ(喪失と再生)はこの映画でも同じだし、
綺麗な背景や空も今まで以上の出来でしたが。


 


私はモノローグ自体そんなに好きではなかったので、
今作で王道のアニメになっていたのは歓迎です。
ジブリも今ではもうこんな冒険物は作っていないので、
ラピュタやナウシカを見ていたときのように、ワクワクしながら観ることが出来た。



カメラワークやキャラも、今までは映画のようにズッシリと撮っていたものではなくなり、
キャラクターがよく動くので、今までの作品とはいい意味で違った感じかなとも思いました。 
また音楽もオーケストラになっているので、壮大なスケール感にあっていていいと思う。 

 

 

 

総合的にもオススメしたいアニメです。
昔のジブリのような冒険物が見てみたい。そんな人に私はオススメしたい。
ストーリーは少しおかしい部分もあったけれど、冒険やテーマの部分がよかったので、
私はそこまで気にならなかった。まだ未熟な部分はあると思いますが、これからの作品に大いに期待したいです。