バトルシップを観てきました。
最近は第9地区のヒット後、また2012年ということもあったか、
エイリアンものが流行っていますね・・・。この映画もエイリアンものです。
リムバック(環太平洋合同演習)の最中、宇宙から謎の物体が落ちてくる。
それがエイリアンの先発隊であることを知り、援軍を防ぐために日米が戦うというもの。
いつもエイリアンが戦う相手は、地球代表のアメリカ様なのだけど、今回は日本付きである。珍しい。
しかも、海上自衛隊の男が大活躍するから驚きである。
映画の予告を見る限り、日米とエイリアンとの全面戦争で規模が大きそうと思ったのだけど、
早々に戦域をバリアで覆ってしまうので、護衛艦みょうこうをはじめとする三隻vsエイリアンという感じ。
ちなみにこの映画は何も考えずに派手なシーンを楽しむ映画なので、
気になるシーンがあっても気に留めてはいけない。何処の記事にも書いてあったけれど、
この映画はアメリカ人とポップコーンなどを食いながら、お互いの国を褒め合いながらみる映画であることを忘れてはいけない。
残念ながら私はアメリカ人とは知り合いではないので、日本人と観に行ったのだけど、
帰りにハンバーガーを食べたくなったことは言うまでもない・・・。
とにかく、エイリアンが圧倒的に先進的な技術を持っているのに、
戦闘艦にバリアを張らないところや、兵装が二種類しかない(これは温存していた可能性も)ことや、
移動がカエルみたいなところ、索敵が目視だけっぽいところは突っ込んではいけないんだろう。
日本人として楽しめたところもあるので、不満もあるけど満足度もそれなりにあった。
東日本大震災のときにトモダチ作戦で支援した、米空母ロナルド・レーガンが出ていたり、
亡国のイージスでも出演した、護衛艦みょうこうが共演していたり。台詞が一部日本語だったり。
本格的な海戦映画ではないし、最新鋭艦がミサイルをバンバン撃つ映画でもないのだけど、
後半では今では失われてしまった、男の兵器が出てきたりと、まったく考えなければそこそこ面白い。
映画館での大画面、大音量での効果も大きいと思うので、みるなら映画館をオススメしたいなぁ。
しかし、みょうこうは映画でかわいそうな役ばかりである。