台風被害で不通になっていたJR名松線が3月26日のダイヤ改正から約6年半ぶりに全線で運転が再開された。
運転再開から10日ほど経ったこの日の413Cはキハ11の単行運転。
松阪駅を出発する時点で車内はほぼ席は埋まっていて立ち客もちらほらいたほど混んでいた。
周りは時刻表を持った方々やワンカップを席に座ってから出発前にすでに飲み終わってしまった地元の爺さん達?などで賑わっていた。
家城駅では列車交換のためしばらく退避時間があったので外に出てスナップを
ここから先、家城駅から伊勢奥津駅までが今回の運転再開区間である。
景色は関東でも北海道でもない山奥というかんじで台風の爪跡もきれいに整備されていたという印象。
車内の賑わいも家城駅を過ぎたあたりから大きくなり復旧したから乗りにきたという爺さんたちは
変わる変わる前面展望のために席を移動したりして松阪駅から約一時間半、終点伊勢興津駅に着くころには疲れるどころかスタンディングで景色を眺めていた。
ちょうど沿線の桜も見ごろで再開に花を添えているようでした。
ホームにはたくさんの人。終点の伊勢興津駅は意外にも車で乗り付けて来ている方々が多く見られた。
調べると伊勢興津駅は伊勢本街道という山の中にある街道沿いにあるらしいので家城ー伊勢興津駅間の山間の駅よりは車ではわりと来易いのかと思われる。
駅舎は意外に新しくローカル線の終点という雰囲気はあまり感じられないか。
コミュニティバスも走っているようだが時間を調べて乗らないと大変なことになりそうだ。
帰りの412Cは午前に伊勢興津まで行ったお客も合わさり混雑は行きより酷く首都圏基準で考えてもかなりの混雑であった。
上りも家城駅で列車交換。この駅多くの人がカメラ構えていたのだが並びを撮るだけなのかと思ったらタブレット交換の様子を収めてる人もいた。
うっかりしてその様子は収められなかった…。
松阪駅では地元の牛乳の紙パックの自販機が。
さすが松阪牛で有名なだけあって酪農が盛んな地域なのでしょう。
撮影日2016/04/05