漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

強くなる 1年 角谷

2016-07-04 10:58:17 | 日記
こんにちは!2回目の日記となります。1年漕手の角谷です。5月末から2週間ほどオランダで行われたホーランドベッカーという大会に参加させていただきました。たくさんお話したいことがありますが、よく説明するのが下手と言われるので、感想をひとことで述べると、気候も食べ物も雰囲気もthe ヨーロッパ!という感じでした。やっぱり伝わりませんよね、すみません(笑)
今回の遠征で海外の選手に劣っているところ、まだまだタイムを縮めることができるということを実感できました。また、普段体験できないような素晴らしい経験をさせてもらうことができたのは、たくさんの方々の働きかけや応援のおかげです。ありがとうございました。また、今回の経験を生かすべく、8月の世界選手権はさらにレベルアップした姿でレースができるよう日々頑張っていきます!これからも応援よろしくお願いします!

少し気の重くなるような話になりますが、先日大好きな祖父が亡くなりました。不慮の事故でした。突然のことすぎてその現実を受け入れることが難しかったです。祖父は少し頑固なところがありますが、温厚で、86歳とは思えないほどとても元気で強い方でした。石川にいる時はもちろん、寮に入ってからも家族の誰よりも気にかけてくれ、大会があると結果をみて喜んでくれたように思います。それが照れくさいながらも嬉しかったです。いざ、ただ寝ているだけのような祖父の姿を目の前にすると、涙や震えが止まらず、言葉もすぐには出てきませんでした。レースを1度でもいいから見せてあげたかった。もっと面倒くさがらず会話や電話をすればよかった。後悔は考えれば考えるほどたくさん出てきます。また、「明日やろうはバカ野郎」なのだと痛感させられました。自分自身の弱さも感じました。でも、悔やんでも何もはじまりません。前に進まなくては。そう思ってはいましたが、地元に帰り、艇庫にもどってからも悲しみはなかなか消えませんでした。しかし、「おかえり!」と迎えてくださったり、いつものように気さくに話しかけてくださるボート部のみなさんのおかげで、私は今ここで頑張りたい!と改めて思いましたし、今ある自分の姿を取り戻せた気がします。ありがとうございました。
私にも祖父と同じように力強い血が少しは流れていると思います。何が何でも日本一。絶対に勝つ。天国にいる祖父にまた喜んでもらえるよう、決めた目標からぶれることなく、力強く前に進んでいきます。祖父のように強くなりたいです、というか、強くなります。
あのときのあの経験のおかげで今の私がある。私も心からそう思えるように毎日、全力疾漕していきたいです!

夏の兆し 1年内山

2016-07-04 00:08:17 | 日記

更新が遅くなり申し訳ありません。
夜も寝付けないほどの暑さが続き、夏の到来をひしひしと実感しています。
7月に入り、気がつくと2016年が半分終わってしまいました。
半年前の自分からは想像もつかないようなボート漬け生活を続けて4ヶ月になり、
寮生活にも慣れてこの東日本フライ中は先輩方とカラオケに行ったり映画を見たりとご飯に行ったりと
以前よりも生活に余裕が出てきました。

そして、5日からついに1年生が入寮します。
ボート部に入部してからつらい陸トレやエルゴの苦しみを味わったと思いますが、
艇庫で生活を共にすることで、本当の意味でボート部の一員になっていくのかなと思います。

はじめの頃はよく気を使われてか同期に敬語で話しかけられたりもしましたが、
最近ようやくくだらない冗談を言い合ったり、一緒におでかけしたり、
エルゴのつらさについて語り合ったりできるようになり
同期になったのだなぁとしみじみと感じています。
つらいことも楽しいことも共有できるつながりの強い学年にしていきたいです!
全員の入寮が完了したらずっと延期していた同期会を開きたいと計画しています。