漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

眺める 1年 加藤

2019-01-26 16:23:35 | 日記
こんにちは。
教授の「年末年始の休みを利用して復習をするように」という忠告を全力で無視した結果、毎日苦しい日々を過ごしている一年加藤稜己です。

今まで僕は趣味という趣味がありませんでした。多くの人が趣味とすることは好きではあるものの、趣味と言えるほど没頭し、人とそれについて語るというところまでは到達したことがありません。

そんな僕ですが、現在、趣味にまで到達しそうなことがあります。それは何かを眺めることです。僕は元々ボッーーとして何かを眺めることが多く、昔から飼っていたカメの動きをずっと見たり、水族館のクラゲの動きを動画でずっと見たりしていました。今でも時間があると一つのものをずっと見てしまいます。そして勉強をサボった年末に眺めることへの熱が急に高まりました。
きっかけは年末をロンドンで過ごしたことでした。一人で飛行機で移動し、自分の英語が通じたり通じなかったり、日本との文化の違いなども感じながらとても楽しい日々を過ごせました。
しかしある日、なんとなく部屋の窓からロンドンの街並みを見ていると、気がついた時には1時間が経過していました。その風景は何か特別な風景ではなく、ただ人が歩き、車が通っているだけでしたが不思議と心が落ち着きました。このとき以来、眺めていて自分の心が落ち着くものを探すことが楽しくなっています。眺めることを“趣味”と言っていいのかは分かりませんが、自分の好きなものを見つけられるチャンスであると思うので大事にしていきたいです。初めて趣味と言えそうなものに出会えましたが、現在は教科書、プリント、六法しか眺められていません。これらのものは見ていて心が落ち着くものではないので、はやくテスト期間が終わり自分が好きなものを眺められる時間が来ることを切に祈りながら勉強を頑張ります。
ありがとうございました。