Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

週末リフレッシュ

2013-05-11 23:22:32 | 日常
フィリップと、サンフランシスコへ自転車でサイクリングに出かけ、その後ゴールデンゲートブリッジを渡ってサウサリートまで行ってきた。帰り道、ゴールデンゲートブリッジを再び自転車で戻る、ということもできたのだけど、せっかくなのでフェリーに自転車を積んで市内まで戻ることに。


その時フェリーから見た景色。
サンフランシスコらしい濃い霧が、じゅうたんのように山の表面を這って迫ってくる様子。


行く手を見るとサンフランシスコ湾にもこんな霧。
晴れていたらサンフランシスコのビル群が見えるはずなのに、お先真っ白でなにも見えなかった。

スキーのシーズンは終わってしまったので、これから夏にかけて週末にふたりで楽しめることといったら、しばらくはサイクリングになりそう。週に一度はこうして自転車に乗って出かけて、山道や湾岸沿いを滑走したり、思いっきり汗をかいて、つかれたら水分補給して、バックパックに必ず入れてる2枚目のTシャツに着替えて、お約束のアイスクリーム屋さんに立ち寄ったり、お日さまの下で温まったコンクリートにごろんと寝転がって、そこで適度な疲れとリラックスでうたた寝してしまったり。

ウィークデイはお互いに会話らしい会話をしないから(ほんとに。帰るのが2人とも遅い)、週末になってようやくゆっくりした時間が持てること。1日外で遊んで、同じ家に帰ることがふと考えてみたらとてもうれしく思えたり。そんなことに気づける週末、そういうことが幸せ。

アメリカのバスで思うこと

2013-05-11 02:57:08 | 日常
アメリカのバスの運転手さんでいつもカルチャーショックを受けること。

出発時刻ぎりぎりにならないと、ドアを開けてくれない。
家の前から乗るバスはラッキーなことにここが始発地点なので、いつも時刻表どおりに運行してくれる。それはいいんだけど、でもね、バスに乗るために早めにバス停で待ってても、待機してるバスには乗せてもらえない。目の前にあと5分で出発するバスがいるのに、運転手さんはたいがいドアを内側から閉めて、自分だけ中にいて新聞かなんか読んでいて、乗客の私は出発時間まで外で待たされる、、、という感じ。


(いつも利用するバスはこんな感じ)

日本だったらバス停にバスがいたら、出発5分前なら絶対に中で待たせてくれるのになぁ。例えば、8:15発のバスに、8:10にドアをこんこんとノックしても運転手さんはいつも無視。

そしてたまにドアを開けてくれたかと思うと、
This is my break. (いま休憩時間)とだけ言い放ち、またドアを閉める運転手。

「は???」

やれやれ。アメリカのバスの運転手さんって勤務時間はきっちりバスを運転している間だけなのか?? 出発時刻までの数分間さえ自分の休憩時間として惜しまなければならない勤務状態って、、、日本では考えられんなぁ。そして出発時刻の8:15にようやくドアが開いて、私が乗り込み、バスが出発する。

アメリカで公共交通機関に頼って生活できるのは、ニューヨーク、サンフランシスコ、ボストンなどの大きな都市だけだろうから、バスや電車が頻繁に走ってることには感謝なのだけど。

でもいつも、ドア一枚隔てて中でぬくぬくしている運転手と、うすら寒いなか(5月でもこっちは肌寒い!)外で待つ私、その状況にいつも「アメリカだねぇ」と思わずにはいられないのでした。たぶん、日本が恵まれすぎなんだろうけど。