8-6
俺はもう飽きて席を立とうとした。松は俺を引き止め、代わりに張るように言った。
「やっちゃん、俺ちょっと疲れたけ、無くなってもいいけ張りよって。」
俺もまだ酔っ払ってたんで、軽い気持ちで引き受けた。所詮人の金だ。しかし、さすがに人の金だと思っても、このチップ一枚が10万だと思うと軽い動悸がする。俺は2枚ずつしか張る事が出来なかった。
何回か外したが、松のチップは確実に増えていた。
「やっちゃん、今流れがいいけ、ちまちま張らんで、ドーンと行かな!」
俺はその言葉を聞いて、また、-どうせ人の金だ-と言い聞かせてプレーヤーにチップを10枚張った。バンカーが7回も続けて来てたので、そろそろプレーヤーが来る頃だと何となく思った。俺の前に置かれたカードは6、2枚目のカードが配られた。俺はカードを少しずつめくったりはしない。その場でサッとカードをめくった。3だった。松のチップはまた増えた。
「よっしゃ!やっちゃん、そろそろ代わろうか。」
俺はもう飽きて席を立とうとした。松は俺を引き止め、代わりに張るように言った。
「やっちゃん、俺ちょっと疲れたけ、無くなってもいいけ張りよって。」
俺もまだ酔っ払ってたんで、軽い気持ちで引き受けた。所詮人の金だ。しかし、さすがに人の金だと思っても、このチップ一枚が10万だと思うと軽い動悸がする。俺は2枚ずつしか張る事が出来なかった。
何回か外したが、松のチップは確実に増えていた。
「やっちゃん、今流れがいいけ、ちまちま張らんで、ドーンと行かな!」
俺はその言葉を聞いて、また、-どうせ人の金だ-と言い聞かせてプレーヤーにチップを10枚張った。バンカーが7回も続けて来てたので、そろそろプレーヤーが来る頃だと何となく思った。俺の前に置かれたカードは6、2枚目のカードが配られた。俺はカードを少しずつめくったりはしない。その場でサッとカードをめくった。3だった。松のチップはまた増えた。
「よっしゃ!やっちゃん、そろそろ代わろうか。」