10-2
15分程歩いて大久保の「ドンキホーテ新宿店」の前に辿り着いた。あたりを見渡して背の高い男を捜す。通りの向こう側にあるコンビニの中で松は雑誌を立ち読みしていた。俺達は、道路を横断してコンビニに入って、松と合流した。
「腹減ったのー、飯でも食いに行こうや。どこでもいい?」
松は俺達の返事を待たずに歩き出した。
周りを見渡してみても、ここは韓国か!と思うほど、ハングルと漢字だらけの街だ。案の定、松は開いたばかりの韓国料理の店に入っていった。昨日の夜に入った店よりも、広くて、小綺麗な店だった。しかし辛い物の苦手な俺は、朝から憂鬱な気分になった。
昨日から胃の調子が良くない俺は、松がいろいろ食わせようと注文しているのを制止して、テールスープだけ注文した。他の連中は、松任せの注文でかなりの量の朝飯になっていた。
15分程歩いて大久保の「ドンキホーテ新宿店」の前に辿り着いた。あたりを見渡して背の高い男を捜す。通りの向こう側にあるコンビニの中で松は雑誌を立ち読みしていた。俺達は、道路を横断してコンビニに入って、松と合流した。
「腹減ったのー、飯でも食いに行こうや。どこでもいい?」
松は俺達の返事を待たずに歩き出した。
周りを見渡してみても、ここは韓国か!と思うほど、ハングルと漢字だらけの街だ。案の定、松は開いたばかりの韓国料理の店に入っていった。昨日の夜に入った店よりも、広くて、小綺麗な店だった。しかし辛い物の苦手な俺は、朝から憂鬱な気分になった。
昨日から胃の調子が良くない俺は、松がいろいろ食わせようと注文しているのを制止して、テールスープだけ注文した。他の連中は、松任せの注文でかなりの量の朝飯になっていた。