S&R shudo's life

ロック、旅、小説、なんでもありだ!
人生はバクチだぜ!!!!

真冬の狂想曲8-8

2006-08-17 17:42:38 | 真冬の狂想曲
8-8
「明日銭つけるけ、500まわしてくれんか?」
「ちょっとそれは無理やわー、もう今日は止めといたほうがいいんちゃうん?」
「・・・、よし、解った!これ預けるけ、500まわすよう店長に言ってくれ。」
松はAMEXのプラチナカードを女に渡した。女はしぶしぶ店長に相談に行った。しばらく待つと女は店長を連れてきた。
「松崎さん、今回は特別ですよ。これで最後ですからね。」
「おう、解った。いいけ早く500まわしてくれ!」
店長が持ってきた500万をそのまま黒服に渡して、チップと交換する。もうこうなったら、勝てる訳がない。熱くなりすぎている。このチップが全て無くなると、ちょうど1000万円の焦げ付きだ。ノブと俺はもう何も言わない。俺は3人の女のうちの一人を呼んで、アルコールを貰い、口を湿らせた。
コメント
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