ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

手 について

2009-12-21 23:04:06 | Weblog
最近、まったく占いの影響をうけなくなった。
特に、血液型と12星座は、文字を目で追うことすらできなくなった。
タロットよりも年末ジャンボ、と思う。
むかしは、すごく占いに興味があったのに、この変化には自分でも驚いている。

ただ、手相だけは興味がある。
私の場合、先に線が増えるのは左手で、
その後、右手が追いかけているような印象だ。
歳をとって油が減って、しわしわになってきただけなんだろうけど、
実際に目に見える変化があるから、手相は面白いと思う。

今年、一番興味があったのは、マイケル・ジャクソンの手相。
生前、コンサートツアーを行うと記者会見をしたときに、
彼の手を見て、正直、理由もなくギョッとした。
手のひらは、ほんの一瞬だけ映った。そして、いつもの決めポーズのグー。

繊細な人は繊細な手をしている。
顔つきと同じくらい、手には表情がある。
そして、ぎりぎりのところで生きている人。
MJさんの手を見たときに、そんなふうに感じた。

ここ数年は、MJさんについて、整形とか、美白とか、
マスコミがこぞって取り上げるネタに振り回され、気持ち悪い人と思っていた。
でも、あの会見で彼の手を見たときに、
心からコンサートが成功するようにと祈った。
なにか、彼の生き方を、直観で感じたから。

今日、「THIS IS IT」を観た。
私が50歳になったとき、きっと、もっと尊敬するだろう。