印刷コンサルタント

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コーヒー・自転車・古本が好きです。

Power to the people

2012-12-11 22:47:14 | エコロジー
国連環境計画(UNEP)の機関誌にTUNZA日本語版がある。

東日本大震災後の福島第一発電所でのメルトダウンで、
原子力がいかに人間でのコントロールが難しいかを
痛いほど思い知らされた。

それでも、世界では440ヶ所の原子力発電所が稼働中、
60ヶ所が建設中。155ヶ所で新設計画中、399ヶ所
で新設提案がなされているという。

TUNZAによれば、原発は建設に15年、石炭火力発電所は
5年の建設期間を要するという。
これに比して、中規模の太陽光発電所なら3ヶ月で稼働
可能という。

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー設備の半分
以上が、途上国に設置されている。

途上国は、低炭素の再生可能エネルギーを、自国に設置し
生活水準を高めることが可能となる。。。はずである。

しかし、現実は多くが、紛争や利権、既存業界の補助金
などで、思うように進んでいないのが現実であろう。

タイトルのPower to the peopleは、筆者などはジョンレノン
の同名曲
を想起してしまうが、ここでは、クリーンな電力を
必要とする途上国の人々に!という意味で使っているので、
紛らわしくて申し訳ないです。







そしてエジソンが消えた

2011-07-23 22:32:28 | エコロジー
今日、トイレの電球が切れてしまった。

節電とはいえ、トイレの電球が切れてしまうと、夜は困る。
近くのスーパーへ補充しにいった。

短時間なので、40Wの電球でもあればそれが一番安いし、
東京電力のピーク時電力回避にも、あまり悪影響もないから
白熱球でもいいや。とおもい捜したが、「ない!」

そうか、かなり前に東芝やパナソニックが白熱球の生産を
中止した。との記事を読んだことを思い出した。

WIKIPEDIAによれば「白熱電球(はくねつでんきゅう)とは
ガラス球内のフィラメント(抵抗体)のジュール熱による
輻射を利用した電球である。」
とある。

勿論、かの有名な発明家エジソンが実用化した電気製品である。

LEDランプを買って、トイレに着けた。

今日、エジソンは居なくなってしまった。

エコプロダクツ展2010の盛り上がり

2010-12-10 22:51:01 | エコロジー
東京ビッグサイトで行われている、日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」にいってきた。
というのも、私の所属する会社も出展していて、その説明員に狩り出されたというところである。

日本最大級を標榜するだけあって、あのビッグサイトの全会場を埋め尽くす出展者数と、三日間で20万人以上にもおよぶ参加者の数からも、環境問題に関心がある、あるいは関心を持たざるを得ない企業や消費者がいかに多いかという事の証明でもあった。

会場当初は小中学校生が、団体でなだれ込んできて、社会科見学の一貫らしく先生に引率された子供達がスタンプ集めで大騒ぎしていたが、なかには熱心にパネルを読んでいて、お声掛けをすると鋭い質問が飛んできてビックリさせられるケースもある。
名刺交換をさせていただくと、環境専門のフリーライターさんであったり、環境省の外郭団体の職員さん、環境系を専攻している学生さんだったりと、たくさんの方々と意見交換と、厳しいご注文をいただき、大変有意義な一日でした。

それにしても、日本の環境行政について、とくに「地球温暖化対策」についての環境省と経済産業省の縦割り行政については、専門的に勉強している方々が異口同音に「困っている」とおっしゃっていて、これについては深く同意した次第です。

おそらく、今頃あちこちのブロガーがコメント書いていることと思います。
どんな内容か楽しみです。



エコプロダクツ2008に行ってきました。

2008-12-14 21:17:46 | エコロジー

東京ビッグサイトで開催されていたエコプロダクツ2008に行ってきました。一応所属している会社も出展しているもので、その視察も兼ねてということで。
いや、ビックリしました。3日間で17万人が来場するとは聞いていましたが、溢れんばかりの熱気でした。ビッグサイトのイベントというと、コミケはじめIT関係の展示会など、ターゲット層がはっきりしているイベントが多いのですが、このエコプロ展は家族連れ、小学生の団体、企業関係者、環境を専門に勉強している大学生など、幅広い裾野の人たちが参加していました。

麻生首相も、九州で、リサイクル工場などが集まった「北九州エコタウン」(同市若松区)を視察した後、「民間で(環境対策を)銭にしちゃおう、しのぎにしようというのがすごい」なんて下品な言葉使いをしてましたが、まぁ環境が次の新しいビジネスというか日本の成長を支える基盤になる、とい思いを新たにした展示会でした。