Bloombergをご存知だろうか。
世界中の金融プロフェッショナル向けに、かなり冷静な記事を
配信してくれる情報提供会社で、世界の動きを把握するのには
良い情報源だと思っている。
このBloombergの11月12日の記事に、反日行動に無言の反撃というタイトルで、
ここのところ冷えきっている中国との関係について、明確な方向性を
示す記事が乗っていた。
自動車用ねじや精密部品などを製造するフセラシ(大阪府東大阪市)
の嶋田守社長の発言として、
「ハイブリッド車用など先端技術を駆使した部品も手がけるフセラシの
嶋田氏は、中国で検討していた増産計画について、既に拠点があるタイ
で行うことを検討している。尖閣諸島は日本の領土であり、
「自国の領土を侵されてまで商売をやる必要はまったくない」と考えて
いるという。
仮にそれで中国の市場を失ったとしても、「ブラジルなど他の新興国に
経営資源を集中し、シェアをすべて奪うぐらいのつもりで取り組めば
いい」と述べ、「そのときになれば、中国人も思い知るのではないか」
と語った。」
という内容であった。
この1ヶ月ほど前から、日中関係の悪化で、困るのはむしろ中国では
ないか。。との論調が出てきているが、まさにそのとおりで、世界の
メディアや経済・金融業界では、中国の賃金の高騰、共産党一党の
独裁政治、極端な貧富の差など、中国リスクをかなり意識したトーン
になっていることに気がつく。
フセラシ社の社長の心意気や良し。
いつまでも中国に未練がましくしがみついていることはない
ではないか。アジアの発展途上国で、親日的な国は多い。
13億人の中国人が、全て経済発展で、仮に一般的な日本人が
暮らしている生活レベルを維持するためのエネルギーを消費
するとすると考えると、それは自ずと膨張主義にならざるを
得ない。
記事の文章を引かせてもらえば、中国は「思い知る」必要が
あると思う。
世界中の金融プロフェッショナル向けに、かなり冷静な記事を
配信してくれる情報提供会社で、世界の動きを把握するのには
良い情報源だと思っている。
このBloombergの11月12日の記事に、反日行動に無言の反撃というタイトルで、
ここのところ冷えきっている中国との関係について、明確な方向性を
示す記事が乗っていた。
自動車用ねじや精密部品などを製造するフセラシ(大阪府東大阪市)
の嶋田守社長の発言として、
「ハイブリッド車用など先端技術を駆使した部品も手がけるフセラシの
嶋田氏は、中国で検討していた増産計画について、既に拠点があるタイ
で行うことを検討している。尖閣諸島は日本の領土であり、
「自国の領土を侵されてまで商売をやる必要はまったくない」と考えて
いるという。
仮にそれで中国の市場を失ったとしても、「ブラジルなど他の新興国に
経営資源を集中し、シェアをすべて奪うぐらいのつもりで取り組めば
いい」と述べ、「そのときになれば、中国人も思い知るのではないか」
と語った。」
という内容であった。
この1ヶ月ほど前から、日中関係の悪化で、困るのはむしろ中国では
ないか。。との論調が出てきているが、まさにそのとおりで、世界の
メディアや経済・金融業界では、中国の賃金の高騰、共産党一党の
独裁政治、極端な貧富の差など、中国リスクをかなり意識したトーン
になっていることに気がつく。
フセラシ社の社長の心意気や良し。
いつまでも中国に未練がましくしがみついていることはない
ではないか。アジアの発展途上国で、親日的な国は多い。
13億人の中国人が、全て経済発展で、仮に一般的な日本人が
暮らしている生活レベルを維持するためのエネルギーを消費
するとすると考えると、それは自ずと膨張主義にならざるを
得ない。
記事の文章を引かせてもらえば、中国は「思い知る」必要が
あると思う。