印刷コンサルタント

印刷コンサルティングを仕事にしてます。
コーヒー・自転車・古本が好きです。

東京堂書店のカフェと本

2014-06-03 23:10:55 | 神保町・お茶の水
神保町スズラン通りの老舗書店「東京堂」に足しげく
通っている。

以前から、東京堂の店員さんの扱い書籍の把握度合い
には感心してたし、その品揃え(どちらかというと
文芸系か)に、本を探す喜びというか、楽しみという
か、良い書店だという印象を持ち、長く通っていた。
数年前、大改装し、スズラン通りに面した側が、カフェ
になった。

昔から、本と珈琲とタバコ(本当に以前の話)は、
よく会うアイテムで、古本を買ったら、老舗喫茶店で
本を読むのは植草甚一の時代からの決まりごとだった。

東京堂は、カフェを併設し、ポイントカードシステム
も導入(カフェで飲み物、食べ物を買うとポイントが
たまり、300円区切りで本を購入するクーポンに
変換できる)し、さらに無料Wifiを導入した。

店側のコストパフォーマンスはわからないが、少なく
とも、なにか資料を纏めたり、勉強したりするには
絶好な環境といってよいのではないかと思う。

とくにWifiは、調べ物をするのにタブレットマシンを
もっていけば、電源もあるので、非常に有難い。

一時間も居ると、さすがに申し訳ない感がでてきて、
追加で注文してしまうので、そこそこカフェとしても
成立しているのではないかと、推測する。

決してコンサルタントでもなく、書店経営に携わった
こともないので、あまり偉そうなことはいえないが、
東京堂ファンを作っているビジネスモデルで、自分自身
これからも通い続けそうな予感がする。

佐賀町の六芒星(sagatyou ' sinagoque??)

2014-06-01 08:55:19 | 深川
かなり前に、江東区佐賀町に、六芒星のオーナメントがある
古いビルを発見し、ブログでとりあげた。先々月くらいに
コメントが付いていて、佐賀町のシナゴーク(ユダヤ教会)を
探しているとのコメントであった。
そのときは、深く考えることもしないで、シナゴークでは
ありませんよ。とコメントを返したが、よくよく考えて見ると
佐賀町という限られたエリアに、六芒星を掲げている普通の
事務所など、伊達や酔狂で掲げるはずもないと考え直し、もう
確かめにいってみた。
壁の彫刻とか、全体の細工を見ると、ブログでコメントしていた
かたのご指摘通り、どうもシナゴークとして使われていた雰囲気
がありました。
じろじろ眺め回して見ると、今は建築事務所として使われて
いて、それなりの看板を出しているが、なにやら引越しの準備を
している様子。

心配なのは、雰囲気として、取り壊しするのではないかという
懸念です。

食糧倉庫も取り壊されたし、このビルも同じ運命だとすると、
今のうちに、記録に残しておいたほうがよいと思います。

歴史のある建物は、なんとか保存する方法を考えていただき
たいと思って、かえってきました。