近くを流れる隅田川は結構豊かな川で、シーバスというより「鱸」が釣れる。
今しがた、用事があるので、自転車で清洲橋を渡ろうとしたとき、川沿いの遊歩道で60cmほどの鱸を上げて、計測している人がいた。
今日は中潮、下げ始めたころあいで、以前清洲橋を紹介したあたりだった。支流でバチ抜けのころに、フッコを釣ったことはあるが、さすがに本流は大きいのがいるものだ。
昔、サントリーオールドだかの新聞広告で、開高健が、ニューヨークのハドソン川でストライプドバスを釣り上げた写真が載っていて、そのころ隅田川は汚くて、とても魚をはぐくむ川ではなかったものだから、彼我の違いを感じたものだ。
でも、いまは違う。東京湾も生き返り、隅田川もその支流も、かなりの生き物を蓄えているように見える。