「ニュー・アース」(著エックハルト・トール)と言う本にこうあります。
「対抗的なエネルギーは、
新たな障害、新たな対立を生み出す。
実は多くの人にとって最大の敵は自分自身なのだ。
誰かが「私」より成功したりよい成績を上げたりするのは
おもしろくなくて、
その人たちを助けたり情報提供したりするのを拒むとき、
あるいは他人の足を引っ張ろうとするとき、
当人は知らず知らずのうちに
自分自身の仕事を邪魔している」
正にその通りだと思います。
「人に負けたくない、自分は負けていない」
と鼓舞しているようで自分を追い込み疲弊させてしまっている、
人と自分を比較する
自尊心は、相手との比較で持つのではなく、
自分を知ることで、
それは自覚できていない領域を知ろうとする、
(それは相手から学ぶこと多々ありなのでやっかいだが)
これが大事なのではいかと思います。
苦しい、たとえば、仕事が上手くいかないと思うような時は
エネルギーの向け先を変えてみるのも一つの手です。
その向け先とは、相手への関心であったり貢献であったりと。
但し自己犠牲の上でそれをするのではなく、
自分への関心も忘れてはいけない。
自分と他者との調和、この加減を上手くとることができれば
ぐっと楽になると思います。
“言うは易く行うは難し”ですが、
意識し実践、そして継続です。
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