豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

振込み

2007年01月04日 | Weblog
新年早々、振込みに行ってきました。領収印が必要なのでATMではなく窓口を訪れました。今年からATMでは10万円以上の現金での振込みが出来なくなるのはかろうじて把握していました。でも、窓口でもそうだったのね・・・。

本人確認の出来るものを提示するように求められて戸惑いましたが、幸いダーリンパパが駐車場で待機しておりましたので、呼びに行って免許証で本人確認をしてもらいました。とりあえず無事用事を済ませることが出来ほっといたしました。
本来娘の名前の振込みなので本当はその証明も必要なのだそうですが、授業料や入学金などに関しては、保護者の確認だけで事足りることにしようという申し合わせがあるのだそうです。
これは、直接には少し前から問題になっている振込み詐欺、おれおれ詐欺の被害を防ぐための措置だと思われます。でも、こんなに面倒なことになるとは正直思いませんでした。今回は小さな郵便局だったので、ATMもその局内の数メーターの範囲に設置してあります。通帳を利用して振り込めばなんなく済む用事です。でも、例えばいったんその金額を出金して領収印をもらうためなどで窓口で手続きしようとすると、一転ややこしいことになるなんて変な気もします。
ATMが苦手なお年寄りなどが頼りなのは、窓口の人の個々の事情にあった人の手によるサービスです。でも、少し高額の取引をしようと思えば、その窓口がかえってハードルになってしまうなんてどうもおかしいような気もします。
なんだかなあ・・・。

確かに、世の中は、電子認証など、ネットの中で全てが完結する方向に動いているのは認めます。ただ、いずれ、ハード・ソフト両面で最新の情報から置いていかれる時期が私にもやってくることを思えば、人の手でなんとかうまくこなせる道も最後まで残しておいて欲しい、そんな気もします。できるだけ世の中の動きについていきたいとは思いますが、簡単な機器ですら何を選択してよいか今でも迷う現状では、先行きうまくこなしていけるか不安の方が大きいですね。

本人確認の証明は、例えば運転免許証。その他に、健康保険証、国民年金手帳、児童扶養手当証書、母子手帳、身体障害者手帳、パスポート、住民基本台帳カードなどなど。
運転免許証はともかく、該当するものはそんなに普段持ち歩きません。私なんて、すぐなくしてしまうから健康保険証ですらほとんど門外不出です。そもそも、そういう証明書、いろんな事情で持ってない人は、ど-すればいーのでしょう。私が私であることの証明って難しいのね。

詐欺被害の防止を隠れ蓑にして、何か遠大な計画が進行していたりして・・・?
赤ちゃんが生まれたら、どこか適当なところにICチップを埋め込んで、その人の生涯の出来事がどこかに集積されて全てコントロールされるなんてことにならないでしょうね。
「何か大きな力が私(たち)を陥れようとしている。恐ろしい・・」

なーんて、初夢の夢見が悪かったからついつい妄想を膨らませてしまいました。


結局、私はどうして欲しいのか?
そうですね。これだけでは、文句の言いっぱなしですね。日本人ですから、すぐに慣れて、振込みするときは保険証は忘れずに!ってすぐに大人しく馴染むのかもしれません。でも、とりあえずは上限を100万にあげてはどうでしょう。さすがに100万円は大きな金額ですから、その時に確認が必要といわれれば仕方ないとあきらめます。10万円もそれなりの金額だとは思いますが、事業所など月一の支払日の決まっているところでは、合計額が10万円を超えることはよくあることではないかと思うからです。そして、それでも明らかに詐欺に遭ったと認められる方には、何らかの補償ってできないものでしょうか。自己責任といえば確かにそうなので、とうてい無理な話でしょうが、金融機関の業績も好調だそうですから、そういう策が検討されても良いのではないのかな。

それにしても、おれおれ詐欺を考え付いた人、まったく、あなたたちのお陰で大迷惑です!