豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

ひーはー

2007年08月28日 | Weblog
「佐賀北の満塁ホームランで、残念だった広島の皆さん!」だったかな。
PIPERを率いる後藤ひろひとさんの終演後のトークショー(!?)は、そんなお気遣いで始まりました。そして「この舞台を友達に話したいとかブログに書きたいと思う方もいらっしゃるでしょう。でも、あなた方ごときに説明できるものではありません。」ですって。

・・・・・確かに、確かに!


10周年記念公演「ひーはー」。西部劇なのだそうです。テキサスはアメリカの中では中部。本来なら中部劇というべきであると。であるなら、日本が舞台であっても西部劇でよかろうという強引な設定です。舞台は、西部劇に出てくるお店風のステーキハウス跡・・。ご自身が、何も残らない舞台でしたねとおっしゃるように、何かを訴えるという内容ではありませんでしたが、なんとも可笑しい楽しい雰囲気に満ちたお芝居でした。はらはらもしましたし・・。
個人的には、水野美紀さんのお美しさとエンディングのやる気のなさそうなダンス。それでも垣間見える身のこなしの軽さ、運動神経のよさがつぼでした。

「腹筋さんも話してください~」という腹筋善之介さんへの客席からの突然のリクエストに、山内圭哉さんが、お約束の一言「うるさい!」。
これで会場と舞台の間の距離がなくなりました。
「広島焼きの美味しいお店を教えてください。」と応えられた腹筋さんですが、「広島ではお好み焼き。広島焼きとはいわない!」と山内さんにきっちり訂正されていました。そういえば、そうですね。あわてた腹筋さんは「・・・みっちゃん。みっちゃんですかね・・」と、しどろもどろ。またまた、「固有名詞は言わないで!」と叱られておりました。
本編以上に楽しめたご挨拶タイムでした。
最後は、会場全員が立ち上がって、「ひーはー」のご唱和。
笑い声と拍手の中、めでたく解散となりました。
ちなみに、「ひーはー」とは、カウボーイの掛け声なのだそうです。そして、上の写真の黄色い物体は、馬です。後藤さんのお芝居には必ず登場する必殺キャラなのです。

皆既月食の名残を右上方に留めた月を眺めながら、久しぶりに涼しいと感じる風を受けながら帰ってきました。
今夜は、9月から上海の大学に留学する竜子のお友達も一緒です。
地元での思い出の一つになったかなあ。

途中で寄ったコンビニで発見!
期間限定の爽健美茶。パッケージから予想されるとおり、ジャスミン茶が配合されていました。