豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

8月31日

2007年08月31日 | Weblog
思い起こせば、かなり緊張の走る日付ではあります。

言うまでもなく、この日は「夏休み」の最終日。
「夏休み」を楽しんでいた頃、この日早くに心安らかに眠りにつくことは、ほとんど無かったことを思い出します。

7月の半ば過ぎから例年夏休みに入っていましたが、その頃は、その時期が最も日差しが強く暑いとされる日でした。やっと休みに入ったという開放感で宿題の存在などはすっかり忘れています。そのうちに7月が終わり、8月に入った頃は、夏休み本番。いろんな楽しいことに気をとられているうちに、すぐにお盆。甲子園のTV中継も佳境に入ってくるころには、なんとなく不安な気持ちが頭をもたげてきます。この時に悔い改めれば良いのですが、どうかすると宿題のプリントやメモをどこにやったのかわからなくなっていたりします。知らん振りしていると20日過ぎ。そろそろ憂鬱になってきますが、もはや焼け石に水・・という言葉も浮かんできます。あと一週間という時期は、むしろ開き直りの境地ですが、明後日から学校だ!!という日にちになるとさすがに焦ってきます。秒読みが始まり、手当ての仕様も無い惨状に暗澹たる気持ちを抱えたまま、同じような境遇の妹となんとか励ましあって最後の日を乗り切るのが恒例でした。どちらかの部屋に一方の机を持ち込んで、向かい合わせになって、宿題を片付けていきます。右手の中指は、鉛筆の跡でへこんでしまいます。泣き泣き課題に取り組みながら、来年こそは早くしよう!と思っておりましたねえ・・。

とにかく、宿題の質量よりもとりあえず提出日が早い順に仕上げていきます。ですから、先送りになった夏休みの宿題は、新学期、学校から帰って続きを仕上げて行きました。自転車操業。行き当たりばったり。そういう生活態度は、なかなか改まらないものだとつくづく反省する次第です。

計画的に、着実に宿題をこなす人をたいへん尊敬していました。もはやそういう人になれる見込みも無さそうです。与えられた同じ24時間の使い方をもっと工夫しなくてはならないと、学生時代よりずっと融通の利かなくなった身体を抱えて思うことも多いこの夏でした。
与えられた残り時間も気になりますね。私の「夏休み」。今は、どのくらい過ぎたのでしょう。甲子園の野球は今からなのかもう終わったのか。うむむ。


この夏の愛用品です。日傘をさせない自転車の時など、とても助かりました。偶然出会ったお気に入り。後ろにゴム入りのフィット感と風が抜ける生地の感じがなんともいえません。まだしばらくお世話になります。