豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

お正月テレビ

2008年01月06日 | Weblog
お正月の楽しみの一つですね。箱根駅伝は、今年はタイミングを逸したり出かけていたりで見逃してしまいました。このお正月にじっくり腰をすえて長い間みたのは結局お芝居の「ナツひとり-届かなかった手紙-」(原作・橋田壽賀子、脚色・演出:マキノノゾミ /2007年) だけでした。これは平成17年に放送されたNHKドラマが舞台化されたもので、主演の仲間由起恵さんの大舞台初主演の作品です。マキノノゾミさんの脚色・演出ということで興味はありましたが、長時間の放送すべてを見ることができるかは正直自信がありませんでした。でも、主演の仲間さんのひたむきさや脇役の役者さんの巧みな演技に魅せられて結局最後まで見通すことができました。お話の内容は、ブラジルに移民する家族から一人取り残されてしまった幼い女の子の「女の一生」ともいうべきものです。仲間さん演じるナツの初恋の相手を演じる生瀬勝久さん。この方が、この位置にいらっしゃることに少しばかり?
でも、それだけにとても期待していました。やはり、予想にたがわぬ重要な役どころで納得し満足。生瀬さん演じる牧場の研修生は広島の出身ということで広島の方言を話されるのですが、それがとてもお上手なのにも驚きました。この作品を脚色されている時は、マキノノゾミさんは広島の演劇のワークショップで講師をされていたのではなかったかと思います。たまたま仕事の内容が重なられたのでしょうか、不思議な一致ですね。現地で生の広島弁を聞かれていたせいか、話し言葉やイントネーションがとても自然でした。
沢田雅美さんも憎まれ役のおばさんを見事に好演されていましたが、そのおばさんの娘の一人、ナツに唯一優しく接していた従姉妹の後年の姿である老婦人として終盤に出てこられたのがとても良かったです。ほっとする配役に温かみが感じられました。
とてもお若い仲間さんが70代の女性を演じるのは、やはり多少無理があるのでしょうね。初めての座長ということでかなり力が入っておられたようですが、これから再演などがあるのならどんどん深まり良くなっていく舞台なのではないかなと思いました。

お正月のドラマは、なにしろ出演される役者さんが豪華です。今日の「天と地と」も多彩な顔ぶれで贅沢な画面でした。長尾影虎と宇佐美定行。今回は、TOKIOの松岡昌広さんと渡瀬恒彦さんでした。去年の大河ドラマではGacktさんと???・・・緒方拳さんだったのですね。この主従の組み合わせは、やはり石坂浩二さんと宇野重吉さんが印象的でした。乃美役は、確か樫山文枝さんだったかなあ。今日は木村佳乃ちゃんでしたね。古い記憶が鮮明によみがえるのは何故かしら・・・(深く考えないことにしよう)。

そうそう、今日から新しい大河ドラマ「篤姫」も始まりました。
宮崎あおいちゃん、カワユスです。脇を固める重厚な面々も魅力的です。堺雅人さんもお帰りなさい。なんだか「新選組!」のカマキリ将軍のお株を奪いそうな勢いでした。あおい篤姫と瑛太くんとのコンビもずっと楽しめそうです。期待しています!
そうだ、瑛太くんと言えば、「のだめカンタービレ」のスペシャルも面白かったです。録画も交えつつ楽しませていただきました。

さあ、明日から通常モードへGO!