三段10m滝上段を突っ張りで登る
期日: 2014年9月12日
奥多摩駅に車を停め、バスで川乗橋まで行き、カーブミラーがある逆川出合まで歩き入渓した。
少し水が多く始めの3+7m滝は巻いたが、ほとんどの滝は登れて楽しかった。
川乗橋バス停から林道を歩き入渓
3+7m滝 水が多く濡れそうであったので、左から巻いたが、トラバースが怖かった。
カッパを着て滝を登る方がやさしそう
4m滝は左から小さく巻いた
左側に流入する5m滝
4m釜のある滝 釜に入りスリングにつかまって登った 股付近まで濡れた
ゴルジユの始まりのナメ滝
左にある大岩
大岩の上の3m滝
ようやくオオダワ出合
3mナメ滝 倒木が多く興ざめ
トイ状三段10m滝 上段は突っ張りで登った
上段の登り
三段滝の上の釜を持った4m滝 ここは右側をヘツッて登れるとあるが、今回は巻いた
林道下の10m滝 下からはピンがあるかどうかわからないので左のガレを巻いて林道へ出た
時間が無くなってきたのでウスバ林道から下山
本仁田山を経て奥多摩駅まで歩いた
コースタイム、天気 曇り一時小雨
奥多摩駅7:50=奥多摩役場Ⓟ 8:00―奥多摩駅8:10=バス=川乗橋8:25―入渓点9:05~27―オオダワ沢出合12:00―10m滝13:15―ウスバ林道13:35~45―大ダワ14:05―本仁田山15:00~10―奥多摩役場Ⓟ17:15
記録
川苔橋バス停から30分ほど歩いて逆川出合へ下りる目印のカーブミラーに到着。ここは分からず行きすぎて戻ってきた。この場所を地形図から見極めるのは難しい。踏み跡を下って出合に到着。
大岩がゴロゴロした出合は暗い感じ。水は昨日夜の雨で多いようだ。
釜のある2m小滝を巻くと3mと7mの滝①(遡行図参照)。いきなり水の多い滝で戸惑う。遡行図によると右側を登るとあるが濡れるので左から巻く。
大岩をMさんのお助け紐で登り狭いバンドをトラバース。残置シュリンゲに少し頼ったが怖かった。やはりカッパを着て滝の右側を登るのがやさしいようだ。
巨岩帯の小滝では釜もあり少しいやになってくる。4mナメ滝や2m滝が出てきてようやく楽しくなる。2m滝②の下へは左から5mナメ滝が流れ込んでいてすばらしい。 2m滝は釜があり水流も強いので左から巻いた。この滝はへつって直登できるようだ。続く釜のある4m滝は左側に残置スリングが見えたので釜に入りシュリンゲを頼りに登った。太ももまで水に濡れてしまった。女性陣も頑張って登ってきた。
三番目のゴルジュのナメ滝を楽しんで抜ける。ようやく楽しい沢登りになってきた。大岩③の前にある作業道の木橋は流されて沢に落ちていた。大岩を過ぎると3mヒョングリ滝と3m滝。これも左側を楽しく登って行く。すぐに大ダワ沢が5m滝で合流。先程の釜で腿のあたりまで濡れてしかも日光が入らず寒いがここで昼食にしてエネルギーを補給。沢が大きく左に曲がって3mナメ滝を四ヶ所程登る。石垣が出てきてワサビ田跡と認識する。7mナメ滝や3mナメ滝を越すと三段トイ状の滝④。下段と中段は簡単に登り上段はつっぱって登った。アクアはこういう時威力を発揮するので簡単。女性陣も快調に登ってきた。
次の釜を持った4m滝は右側をヘつった後水流右側を登るようであるが、寒いため左から巻いた。
小滝を越えると10m滝。迫力がある。ここは右壁が登れるとあるがハーケンが見えず上部が立っているので左手前のガレの踏み跡を登り巻いた。後で調べた結果三ヶ所にハーケンがあり下からは見えないとのこと。ここの登りは次回チャレンジする。
ガレの踏み跡を登るとウスバ林道に出た。時間が予定より遅れていることや疲れたことからここで沢登りを中止してウスバ林道を下り、奥多摩駅へ戻ることにした。ここまでたくさん登れて皆さん充分満足したようであった。
参考遡行図 東京基点 沢登りルート120