晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

大雪山黒岳からトムラウシ、天人峡縦走 2回目 五日目 ヒサゴ沼避難小屋~天人峡

2022-10-21 11:16:37 | 登山

        化雲岳にて


期日 : 2009年7月7日

コースタイム・天気  快晴
 ヒサゴ沼避難小屋5:25―衣類調整5:45~55―ヒサゴ沼・化雲岳・分岐6:31―化雲岳6:51~7:15―ポン沼上8:00―小化雲岳麓通過8:10―ポン沼8:22―第二公園付近10:00~10―木道10:40―昼食10:44~11:10―第一公園11:14―滝見台12:50―天人峡七福岩BS13:30(タクシー)=旭川駅15:30(Hotelオスパー泊)
         時間8:05、距離14.3km、標高差1955-600=1355m、累積標高差-1560m


山行経過 Hosaka
 雲一つ無い好天。避難小屋二階の梯子前で記念写真を撮り、5時30分に二日間過したヒサゴ沼小屋を出発する。35分かかつて雪渓を登り終えるが、ザクザクの雪でアイゼンの必要はなかった。


        ヒサゴ沼テント場から北東方向を望む


        ヒサゴ沼からニペソツ山とウペペサンケ山が見えた
 

        避難小屋を5:25に出発


        湖畔を行く 少し行くと湖畔分岐、雪渓を登り化雲岳へ


        下の雪渓1800m付近からからヒサゴ沼を振り返る


        大岩を過ぎてトムラウシが見えてきた


        上の雪渓 終 1850m付近


        ヒサゴ沼分岐付近で 化雲岳が見えてきた


        ヒサゴ沼分岐よりトムラウシ

 化雲岳には6:51に着いた。化雲岳からは360度の大展望。旭岳は正面に見えた。地図を地面に広げて黒岳・北海岳と周りの山々を確認する。元気な二人は化雲岩の上にのぼり、ここで30分も楽しい時を過ごした。


        化雲岳より南方向を望む トムラウシ、オプタテシケ山 十勝岳


        化雲岳より北方向 旭岳、白雲岳、忠別岳、五色岳


        左に化雲平の沼、右にヒサゴ沼分岐とトムラウシ


        化雲岳にて 


        化雲岩に登る


 小(ぽん)化雲岳を目指すがなかなか標識が無い。ポン沼を見下ろす小高い丘で休憩していると、沼に水飲みに来たと見られる蝦夷鹿5頭が草原を走っていた。
 ポン沼通過後、高度を下げると、これまでの眺望に恵まれた御花畑から一変し、ハイマツの中を歩く。途中30mの雪渓を渡り又ハイマツ帯に入る。道は雪解け水で小川になり最後は池になっており、渉れずに藪こぎを7mも強いられた。ザックは枝に引っかかり、左足は水にドボンとなる。両側が笹薮に変わり、虫が多くごろ石、水溜りの悪路を抜けて、広々と気持ちの良い第2公園へと着いた。チングルマがかわいい。木道に入り早めの昼食。


        小化雲岳とポン沼を望む


        ポン沼と旭岳


        ポン沼と化雲岳


        第一公園 両側はチングルマ 


        第一公園より旭岳、後旭岳、右側はエゾコザクラの大群落


        サンカヨウ


        ツバメオモト

 虫たちもご飯時かな。水音がするがなかなか滝は現れない。やっと羽衣ノ滝を望む滝見台に到着したが、虫が多く早々に出発する。暫く高度に変化がない歩きが続き、一気に急坂の涙壁を下ると天人峡登山口に着いた。
 天人峡温泉から天人峡バス停、公園入口のバス停の場所がよく分からず、結局14時40分のタクシーで旭川に向かった。タクシーの値段も電話での交渉で15,000円となり、他の登山者2名も加わり私達は11,000円の費用で済むことが出来た。又タクシーに同乗した登山者の方達が車で北海道を廻っているとのことで、処分方法に困っていた燃料ガスを引き受けた。15時30分に旭川駅に着いた。猛暑日との事でギラギラした夏の陽射です。今夜は美味しい物を食べよう。


        滝見台より羽衣ノ滝


        登山口に無事に下山


         ヒサゴ沼から天人峡 ルート地図①


         ヒサゴ沼から天人峡 ルート地図② 

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