晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

奥秩父  乾徳山~黒金山~大ダオ周遊

2014-11-25 20:09:03 | ハイキング
黒金山の西の大ダオから富士山を望む


期日 : 2014年11月13日


   建徳公園駐車場からオソバ沢コースを登り、髭剃岩の脇を通り鳳岩の鎖場を登り乾徳山に着いた。ここから更に笠盛山を通り黒金山まで歩いた。倒木で踏み跡わかりにくかった。金峰山や国師ヶ岳、甲武信ヶ岳、破風山などが見えた。倒木の道を大ダオまで下り、笹原の急坂を下って沢沿いのわかりにくい踏み跡を探して堰堤の所の林道に着いた。ここから快適に下り暗くなる前に登山口に着いた。


コースタイム・天気 晴
  勝沼IC 7:45=乾徳公園Ⓟ 8:05~10―乾徳山登山口8:35―乾徳山11:05~25―水ノタル(昼食)11:45~12:05―黒金山13:15~25―大ダオ14:05~15―堰堤下の林道15:45―登山口16:25―乾徳公園Ⓟ 16:50



乾徳公園駐車場(乾徳山登山口バス停がある)に車を置き出発。天気が良くて気持ちが良い。駐車場の橋の近くに乾徳山鳥瞰図があった。橋を渡り乾徳山登山口へ


     乾徳公園駐車場にある乾徳山鳥瞰図


     林道を歩いて乾徳山登山口へ ここから急坂を登っていく


     錦晶水付近からやや坂がゆるくなってくる


     国師ヶ原を過ぎた月見岩のやや下から乾徳山を望む 尖った大岩が見える


     道満尾根が合流する月見岩 気持の良いカヤトの原を行く


     扇平からの富士山を望む


     岩場になり少し登ると髭剃岩  この脇を通ってさらに登っていく


     一番目の鎖場 「カミナリ岩」 スタンスも多く難しくない


     二番目の鎖場 二本鎖があり、右側がやさしい


     三番目の鎖場 「オオトリ岩」 スタンスが少なく、難しい 鎖を使って腕力で登る


     上から見た岩場 結構高さがある


     鎖場を登ると頂上 展望が素晴らしい


     乾徳山山頂から富士山を望む  ここで時間的に充分黒金山へ行けると判断して予定通り笠盛山へ


     水ノタルへの下り 梯子があり安全に降りられる


     国師ヶ原分岐を直進してさらに下り水ノタルへ  ここから先はあまり歩かれていない 
     倒木が多く踏み跡がわかりにくい

     水ノタルで昼食を食べて元気に黒金山に向けて出発


     笠盛山に到着 踏み跡が分かりずらい


     大ダオ分岐下より乾徳山を振替える 尖ったのが乾徳山


     大ダオ分岐に到着 階段を登って黒金山へ


     黒金山へ到着  ほぼ時間通りに到着  展望が素晴らしく感激する


     前方には、国師ヶ岳、金峰山(五丈岩が見える)などが見えた


     その東には甲武信ヶ岳、木賊山、破風山などが見えた 
     富士山もきれいに見えたが、南アルプスは雲がかかっていた


     倒木で分かりずらい踏み跡をたどり大ダオへ


     大ダオは笹の原 しばし休憩して展望を楽しむ


     大ダオの標識 いつか、とさか、国師ヶ岳方面へも歩いてみたい


     笹の急坂を下り沢沿いの道へ  沢が出てくると道がわかりにくくなり踏み跡を探しながら下る
     渡渉も14回ほどありかなり荒れた踏み跡で注意が必要

     堰堤が見えてくると高巻きの虎ロープがあった。高巻きせずに少し崩れた堰堤の左側を目指して行く


     H1380m付近の始めての堰堤 (堰堤を下から撮った写真)
     少し崩れた堰堤の左側を木の根につかまり無事に通過


     すぐに舗装された林道に出てここから落ち葉が積もった道を楽しく下る
     

暗くなる前に登山口に到着し、ふもとの紅葉を楽しんで公園駐車場に戻った。
     長くも楽しい山歩きであった。


     乾徳山~黒金山~大ダオ周遊 GPSトラック



記録
  錦秋の紅葉と沢沿いの道を求めて乾徳山~黒金山~大ダオ周遊の道を歩く。乾徳山では少し岩登りも楽しめる。距離が長いが、早朝に出発し暗くなるまでに戻る計画にした。

  乾徳公園駐車場に車を置いて歩き出す。ここはバス停があり「乾徳山登山口」となっているので上にある乾徳山登山口と紛らわしい。上の登山口から登山道に入りカラマツ林の急坂をあえぎながら登っていく。錦晶水付近よりようやくゆるくなり一息つく。国師科ケ原の四辻を通り白樺林の道を行くと南に富士山が見える道になり草原からは乾徳山の岩場が見えてきた。尖った大岩もあり結構面白そうだ。クライミングのゲレンデもあるのだろうか。

  前方にボルダリングにちょうど良い岩が見えてきた。月見岩との標識があった。時間があれば遊べたのに今回はパス。ここで道満尾根が合流し急に登山者が多くなった。
 五人グループなどを追い越してH1860m付近から岩場になる。スバッと割れている髭剃岩の横を通り急な梯子を下り大岩を巻いていくとカミナリ岩の鎖場。ホールドも多く登るのはやさしい。相澤さん、笠原さんもスイスイ。次も5m程の鎖場。ここには二か所鎖場があり、右側のやさしいところから登る。

  いよいよ鳳(おおとり)岩の鎖場。クラックの窪角の登りであるが、スラブでのっぺりしておりクラックを使わないと難しい。ここは鎖を便りにして登った。自信がないというIさんも楽しそうに登ってきた。鎖場を登るとすぐに乾徳山の頂上で、富士山がきれいに見えた。西はスッパリと切れ落ちている。展望を楽しんで水ノタルへ下る。下りは梯子があり楽に降りられる。国師ケ原への下山道分岐で時間を確認したら黒金山から大ダオを周回しても明るいうちに林道に下りられることが判明したので予定通り黒金山周回コースに踏み入れた。ここから踏み跡が細くなって見極めながら下った。

鞍部の水ノタルの日が当たるところで昼食にした。ザックも軽くなり、力も充実してきた。樹林帯の踏み跡をたどって笠盛山に到着。前方には黒金山が見えて来た。あと一登りだ。踏み跡は更に不明瞭になりテープも参考にして灌木やシャクナゲが追いかぶさった道や倒木の道を行く。50m程登ると大ダオへの分岐点。
ここから17m程階段を登ると黒金山山頂だ。やったー、ついに到着。左に富士山、前方には金峰山、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳、木賊山、破風山などが見えた。南アルプス方面は雲がかかりはっきりしない。

大展望を楽しんで大ダオ分岐へ戻り大ダオへ下った。 下りはコースタイムでは30分とあるが、道が益々わかりにくくなり赤テを探しながら下ったので50分かかった。この辺りは、シラビソの林で気持ちが良い。
樹間から鞍部が見えてきて大ダオに着いた。ここでしばし休憩。後は下るのみであるが、道がとてもわかりづらいとの情報。道探しに疲れたので、ルートファインデングが得意な笠原さんと先頭を替ってもらう。元気な笠原さんは笹藪の道をどんどん下っていく。100m程下ると再び樹林帯の苔むした道になった。H1790m付近に源頭があり近くにコップがかけてあった。

沢を14回ほど渡渉して「ご迷惑をおかけします」との看板が出てきて左を高巻くように虎ロープが付いていたが、無視して直進すると堰堤が出てきた。左岸側が崩れており厳しそうなので沢を渡り右岸に行こうとして下ったが右岸には堰堤の下に道路が見えなかった。少し戻って左岸側を見ると堰堤の下に道路が確認できたので再度戻って崩れた所を突破することにした。ちょうど木の根が出ており、スタンスもあるので木の根につかまり無事通過。よかった。
  堰堤を超えると舗装された林道に出て、後は落ち葉の道をおしゃべりしながら下り、乾徳公園駐車場(乾徳山登山口バス停)にまだ明るい16:50に着いた。
  歩行距離16.9kmを8時間15分で歩いた黒金山~大ダオ周遊を終わって満足して帰路についた。山はすでに紅葉が終わっていたのが少し残念であった。











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