晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0038    奥静     八紘嶺(1918m)、大谷嶺(2000m)

2023-04-30 16:51:40 | ハイキング

         大谷崩れを下る 1800m付近


        八紘嶺、大谷嶺ルート


        八紘嶺、大谷嶺ルート標高 


1. 期日    :  2000年11月12日  
2. メンバー  : (L) T.Shimada、Akky他6名
3. コースタイム、天気  曇後晴 
  梅ヶ島温泉よしとみ荘発7:25=八紘嶺登山口駐車場7:40~50―安倍峠分岐(中間)8:10~15―富士見台(稜線)8:35―八紘嶺9:46~10:05―キレット10:20―前ピーク10:30―五色ノ頭10:57―1901mピーク11:18~31―大谷嶺11:50~12:34―新窪乗越13:15~25―扇ノ要14:10―林道駐車場14:30~45=黄金の湯15:15~16:50=静岡バイパス
             時間、5:56 登り(大谷嶺まで)4:00、下り1:56、距離8.0km、標高差2000-1228=772m

4. 感想
 昨日は西日蔭沢から山伏を往復して梅ヶ島温泉に宿泊。本日は八紘嶺から大谷嶺へ縦走の予定。
朝食は昨日のご飯と味噌汁でおいしくいただく。Hさんは本日登らないという。よしとみ荘の前で記念写真を撮り車で八紘嶺登山口に向けて出発。安部の大滝や梅ヶ島温泉の前を通り急坂を登っていく。ここでも紅葉がすばらしい。


         八紘嶺登山口を出発


        登山口の紅葉がきれい

 登山口ではもみじが赤く道には落ち葉が積もっていた。八紘嶺の方向はガスで見えない。富士見台でも残念ながら見えない。
 途中までガスはかかっていなかったが登るにつれて濃くなってきた。休憩の時我々は風が当たらない暖かい所で休んだためカッパを着ないで出発。空を見ると一部青空が見えてきた。回復傾向でありうれしくなってきた。小山を登り下りして八紘嶺に到着。七面山の方向から登ってくる人が来たので七面山から来たのかときいた所、七面山に向かったが下る一方なので引き返してきたと言う。残念ながら七面山の情報は得られなかった。
木々の間より富士山が顔を出す。あわててカメラを構える。だんだん天気がよくなるようだ。



        八紘嶺山頂


        八紘嶺山頂から富士山 


        山頂から布引山と大笊、小笊 


        五色ノ頭への稜線を登る

 八紘嶺を少し下ると地図の通り急な下り坂。さらに行くと標高1770mのキレット。下って登る。
 恐る恐るであるが無事に通過できて一安心。ここから五色ノ頭の標識が二回出てきた。どちらが正しいのやら。アップダウンをくりかえしながらようやく大谷嶺に到着。途中で七面山も見えたが写真が撮れなかった。
 

        大谷嶺山頂にて

 大谷嶺では正午のためか展望盤や頂上の標識付近は混雑。ゆっくり山座同定もしていられない。
 今年も展望が悪く、笊、北岳、間ノ岳、布引山は見えたが聖、赤石は雲の中。ぽかぽか陽気の中で昼食。混雑度はちょうど高尾山みたい。
すさまじい崩れの縁を、ロープをたよりに下る。宝永四年(1707年10月)の大地震をきっかけに崩れたとの看板。来年きた時はさらに崩れが進行し現在の道がなくなる可能性が大きい。本当に自然の力はすごい。途中で山伏が望めたが少し逆光。この急な下りを過ぎると新窪乗越。


        大谷崩れの縁を下る


        山伏への山並み


        稲又山、布引山


        大谷崩れの縁を下る


        大谷嶺の下ピーク1980m付近を下る


        大谷嶺の稜線を下る


        新窪乗越手前付近から大谷嶺を望む

 新窪乗越から大谷崩れの大ザレ(斜度は35度くらい)を注意深く下り扇ノ要に着く。ザレの急斜面が終わりホッとする。ここの岩は柔らかく少しぶっつけるだけで割れてしまう。なんと言う岩石だろう。
 途中で左方向から新たに崩れた土石流の後と思われる沢の跡を通る。大きな岩が流されるなんて信んじられないエネルギーである。人間が食い止めることができるのだろうか。土石流で車道が一部削られたため昨年の駐車場は、さらに下に設置されていた。


 大谷崩れの下り 1800m付近 斜度35度位


        三ノ沢 1470m付近の崩れ


        扇ノ要付近 1360m付近  ザレの急坂が終わりホッとする

 黄金の湯がようやく空きだしたので少しゆったりと入る。帰りは、混んでいたが静岡バイパスを通り清水インターより高速で帰る。

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