晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

万太郎谷 本谷  沢登り (その二)

2016-10-24 14:13:52 | 沢登り
三ノ滝上段 水が多い


期日:2016年9月16~18日
メンバー : CL HYさん、SL KMさん、他3名、AKKi

コースタイム、天気
9月18日(二日目) 小雨 
  ビバークポイント6:30―三ノ滝7:00~9:13―1380m二俣(右)10:12―登山道12:37―肩ノ小屋12:44~13:10―天神平駅14:42~57=土合口駅15:20 


山行記録
 小雨がぱらついているのでテントの中で食事をしてカッパ上下を着て出発。水に入ってもスパッツから上は濡れないので暖かい。2m滝を越していくと三ノ沢滝が見えてきた。さらに進むと左側に水量の多い二段三ノ滝35mが見えた。
水量がかなり多く豪快な滝。下段20mは右側ルンゼを登る。下部7m程は立っているがよく見ると、スタンスもホールドもしっかりあるので安心して登れる。上部にはハーケンもあった。この上は左側にトラバースしてホールドがある所をテラスまで登った。


      右が三ノ沢滝、左が三ノ滝


      三ノ滝下段 右側のルンゼを登る


      右側ルンゼを登るリーダー


      上部は左側にトラスして登りテラスに出る


 テラスに上がり少し休んで上段15mを登る。普段は、水が少なく斜上する溝が出ているが今日は水で隠れている。リーダーが先に登ってロープで確保。水の中のホールドとスタンスを見つけて登るが、溝の所に手が届いたがスタンスが決まらず水の激しい勢いで落とされてしまった。 再度左側に向かって上がり溝のガバとステップをしっかりとらえて体を引き上げた。溝に沿って登り、流水を出ることができた。水を体に受けると勢いが非常に強い事を実感した。流れを出てから溝に沿って登っていくが、滑った所があり注意して登った。樹林帯に入り一息つく。この後左へトラバースして落ち口に出た。厳しい登りだったので二時間もかかった。


      三ノ滝上段 今日は水が多くて斜上するする溝が隠れている


      水の中上段を登るリーダー 後続はロープで確保

 雨は少し強くなってきたようだ。この後大岩の滝となり水も多く滝をへつって登る状態が続き厳しくなってきた。
 1380m二俣を右俣に入り、4m黒岩の滝の上の奥の二俣1460mを右俣に入り、きつくなった沢を登って行く。水がなくなり、笹原の沢形をさらに詰めると草紅葉となってきた。後ろを振り返ると登ってきた沢の上に苗場山が見えた。1750m付近から坂も緩くなって一息つくと踏み跡もしっかりしてきて登山道に出た。肩の小屋付近も紅葉が始まっていた。まるで高速道路のように快適な道を7分程歩いて肩の小屋についた。


      3m滝と1380m二俣 右俣へ


      4m滝 右の岩の下を越す 右は4m黒滝 この上が1460m二俣 右へ


      水がなくなるが坂はきつい


      坂が緩くなって溝跡を行くとすんなり登山道に出た


      万太郎山方面


      肩の小屋に到着 天気が悪いか二組のグループがいた

 ここで昼食を取り、装備を外して天神平まで下りロープウエィで下った。
 歩き、泳ぎ、登りを堪能したスケールの大きい開けた沢であった。
 泳ぎの沢は、水根沢に次いで二回目であるが、ロープで引いてもらって楽に泳ぐことができた。流れが速い瀞を先頭で泳ぐのは大変そう。
 沢登り二日目は、小雨となり、増水して一段厳しい沢となったが楽しく登ることができた。沢は天気がよい日が楽しい。以前から行きたいと思っていた万太郎谷本谷に行くことができて大満足。



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