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読書感想文【街の灯】

2006年07月19日 23時23分20秒 | 読書感想文
この間暇つぶしに買ってみた。

街の灯

ストーリー:
昭和7年。
士族出身で実業界で成功した花村家の長女・英子の学校の送り迎えをする運転手に女性の運転手がくることになった。別宮みつこという運転手はその時代の女性とは雰囲気が違う顔立ち・髪型であるだけでなく、剣術や拳銃の心得もある女性だった。英子は別宮を気に入りベッキーさんと呼ぶ。
英子は世間を騒がす難事件や、日常の中で起きた不思議な出来事を、ベッキーのさりげないヒントを元に解いていく。

感想:
主人公の英子が、北村作品独特の潔癖な女性として描かれているのだが、「ターン」と違って時代背景のおかげでそれほど違和感がない。また、他の登場人物もみんな貴族として上品に描かれているのが楽しい。
謎自体もわりと本格的。
やはりベッキーさんの存在感が圧倒的で、是非シリーズ化してほしい

映画見に行った【デスノート 前編】

2006年07月19日 21時47分46秒 | 映画の感想
先日デスノートを見に行ってきた。実はパイレーツ・オブ・カリビアンを見たかったんだけど、混んでたのであきらめた。

観客のほとんどが中高生だったのにびっくりした。まぁマンガが大人気だったから当然なのか。
映画の方は、どこまで原作を忠実に反映しているか、という点に興味があったのだが、思ったより忠実だった。

同じ箇所
・レイ・ペンパー(映画ではレイ・イワマツ)を電車の中で脅迫し、FBI捜査官全員の名前をデスノートに書かせる場面。同じくバスの中でレイの名前を知る場面
・夜神捜査本部長を自宅で月が出迎えて、親子なのが判明する場面。
・家中に張り巡らされた監視カメラの死角としてポテチの袋を利用してデスノートを使う場面
・Lが初登場時にピストルを撃つ真似をする場面。
・Lが偽者のLをテレビ出演させてキラの居所を探す場面。

違う箇所
・月が最初から東応大生
・月に恋人(秋野詩織)がいる。といっても原作でも複数の女がいたっぽいが
・南空ナオミの死に方
・渋井丸の設定全般、死に方
・月のノート入手シーン
・捜査本部に女性がいる

後は概ね原作と違いはない・・・かな。
予想以上に原作の雰囲気がよくでており、原作ファンとしてはかなり楽しめた。
また、後編の伏線として海砂も出てきている。ただ南空は瀬戸朝香とはちょっとイメージが違うなぁ。