復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

盛岡でチャグチャグ馬コを見た

2015年06月14日 10時23分14秒 | 祭り・イベント

チャグチャグ馬コ、滝沢市(旧滝沢村)内だけのパレードだけかと思ってたら

盛岡市内中心部、県庁前とかまで行列するんでした。

しかも、スタート9時30分から4時間の長時間で。(実際はずれ込んで4時間半以上)

県庁近くにある桜山神社の狭い参道も通過してきますから、でっかい馬と

見物者とは超接近状態となるので、警備の警察官は呼子をけたたましく吹いたりしていた。

せっかくなんで、盛岡に行ったついでに土曜日まで滞在し初めて見るチャグチャグ馬コ。


移動しながら二か所で見学。
最初は市内に入る前の滝沢市との市境付近で。
比較的空いていてゆっくりできますが、どこも沿道沿いには付近の住民が
大勢出てきて取り囲んでいた。







以前は晴れの特異日となる6月15日だったが、毎年6月第二土曜日が開催日。
第二土曜日となっても、特異日は変わらないそうでこの日も朝方まで雨だったか
日中は日が照って初夏の気温。





岩手県内には、馬の無病息災を願う守り神の神社が多い。
南部屋敷があるように、一つ屋根の下で生活し馬を家族の一員として大切にした
馬耕文化があり(昔は山形もあった)、農耕に疲れた愛馬を癒し神社にお参りしたとか。
その際に派手な装束を着せて馬を引いたのが原型だそうです。
ちっちゃい子供が乗っているには何でだか解りませんが、見せるためのパレードとしての
進化系でしょうか。






馬を引く女性(子供の母親)の衣装も農作業をするイメージとしての一環でしょうか。
みなさん馬の扱いに慣れてる感じでした。




参加する馬は100頭ほど。
それでも目の前は20分ほどで通過していきあっという間。




装飾は70キロ以上になるそうです。










































13Kmを4時間以上かけるパレードコースの一部には住宅街の狭い道路を通る場所もある。











桜山神社前に移動。
最初に見学した場所の通過時間からは2時間経過してますから、余裕で移動して
再び見学できます。
先行してさんさ踊りとかやってました。



































で、やっぱり最初から気になっていたのがこれ。
生き物ですからやるなとは通じません。
清掃部隊が後ろから付いてきて、速やかに回収していて駆け足で前に移動していく。
長年の経験でシステム化されてる感じ。


運搬も清掃会社のパッカー車が2台配車され、積込みもスムーズでしたから
街中でもそんなに匂いが気にならなかった。
初めて見たチャグチャグ馬コだったけど、祭りは地域の風土風習があって
自分の生活圏にはない面白さがあった。



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