復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

日本最高峰富士山山頂で御来光を見る

2016年08月28日 22時26分47秒 | 登山
富士山に登ってきますた。

金曜日は会社に休暇願いを出して休みにして。

先週は台風9号が来て、10号はまだ居座っているし、
雨が心配だっが、風も無く二日間とも天気に恵まれ
御来光を拝むことが出来た。

富士登山ツアーを利用(6月初めに申し込み)したが、こちらの都合のいい日(26日の金曜日)
に行けるツアーは新宿発のみ。


という事で、25日木曜日、JRバスの仙台駅東口23時30分発の新宿行き夜行高速バス利用で新宿へ。
3列シートのドーリーム正宗号です。





バスタ新宿には朝5時20分頃着。
ここから集合場所の新宿センタービルに徒歩移動。
途中の吉野家で朝食をとる。




新宿センタービルに到着。
これも54階建ての超高層ビル。
集合時間の7時30分にはまだ早いんで閑散としているがぼ~っとして待ちます。




右手には道路を挟んでコクーンタワー、左手には東京都庁が見える位置関係。





ツアー会社の受付がやって来て、少しずつ人が増えてきます。
ここ周辺は各旅行会社のツアーバス集合場所になっているようで、道路にはバスが
いっぱい停まっているし人も増えてきた。





往路で乗った富士登山ツアーバス。(中央道のSAで撮影)





乗車すると添乗員から富士登山ガイドが配布され、注意事項の説明がある。
ちなみに、登山には現地ガイドが付くが添乗員も登る。




登山口となる山梨側富士スバルライン5合目に到着。
このツアーでは、雲上閣を利用して着替えの準備や昼食(個人ごと自由に)、ロッカー利用となります。




割高だけどレストランは清潔で味も美味しかった。(豚角煮丼・豚汁付きを注文)





レストラン窓からの5合目の眺め。





中央にある石畳広場が各ツアーの登山集合場所になっているが、アルファベットが
書かれた柱が複数立っていて、自分たちはFの柱集合12時15分。




富士山五合目簡易郵便局がある。




この五合目で標高2,300mある。
山形なら鳥海山(2,236m)より高い標高。




突然異様にテンションの高い人が現れてハイタッチ。
現地ガイドでした。
注意事項等の説明等があり、掛け声をかけてチームの一体感を高め出発です。
この後、事あるたびに「ツアー〇〇号行くぞー」「オー」の掛け声が下山まで続くのでした。




ルートは下のとおり。





富士登山口に馬?
後から理由が解ります。
必要な人がけっこう居ました。




協力金は1,000円。
木札を頂けました。(缶バッジだったり内容は毎年変わるみたい)
あくまで協力金ですから強制ではありません。
見ている分には半分くらいでしょか。(外国人の登山者も多いし)





いよいよ登山開始。
といっても、最初は駐車場から泉ガ滝登山口までの平坦道を移動といった感じ。




20分ほどで泉ガ滝分岐地点。
ここから本格的な登山?




六合目に到着。
安全指導センターがある。
いろんな人が登って来ますから。





ここでガイドから、重要な注意あり。
下山時では、八合目以降は自由下山となり、ガイドは同行しないので
ここでの分岐ではルートを間違わないよう、念を押された。
入山口の名称、富士スバルライン五合目の再確認。




下山のルートを間違っては行けません。




七合目辺りまでは霧の中。
視界が無くて残念なようですが、じつは直射日光が当たらず
暑くもなく、そんなに汗もでず快適な登りでした。
登りはゆっくり、小まめに休息しガイドのテンションの高い
オヤジギャグがでる。




霧が晴れ視界が広がってきた。
山梨県側の街並みが雲の切れ間に見える。
時折砲弾の音が聴こえてきたが、自衛隊の実弾演習が
昨日から始まっていて、一日中聞こえていたな。




七合目の山小屋が見えてきた。
休憩する小屋が決まっています、(ツアーですから)
3箇所の小屋で休みました。




登山道は岩場(溶岩)の登りとなっている。
上空も快晴。
ただ山頂は見えないし、八合目(今日泊まる)の山小屋群もみえない。




七合目の最初の山小屋に到着。




登山に必要な物はなんでも売ってる。
割高だけど。




七合目のトモエ館。
名物のクリームパンだそうです。
こんな感じで、この小屋にしかない商品名物を
置いてる小屋が点在している?






標高の高さを感じる視界。




七合目最後の休憩小屋までの登りはこんな感じ。




八合目を目指す。
行列ですな。
実は、8月最後の週末にしたのは、お盆も終わり空いてるかなと
思った訳だが甘かった。
ただ、ガイドや小屋関係者に言わせれば少なくなったそうです。
左上に見えているのは亀岩。





下界の景色が益々良くなった。
相模湾や三浦半島が見える。
そうです。




八合目を目指す途中で、3,000mを超えてきた。




八合目最初の山小屋に到着。




太子館。
目指す小屋は4番目の元祖室。





上に見えていた亀岩が横に見える。




振り返ってみる太子館。
だいぶ登ってきたな。




今日泊まる元祖室の白い鳥居が中央右に
小さく見えてきた。





山小屋到着。
ガイドのタッチのお出迎え。




元祖室小屋前の様子。




標高3,250m
6時前の到着で、12時30分のスタートでしたから、5時間30分掛ってます。
ゆっくり休息多く、行列停滞もありましたから、フリーで登り
健脚者なら4時間切るかな。
ツアーメンバー26名全員(初心者や外国人も居る)登るには丁度いい。
とりあえず記念撮影。





ベッドルームはこんな感じ。
寝袋がキツキツに並んでる。
ちなみに高山病の症状はありません。




夕食はカレー。(唐揚げ二個付き)
一緒に明日の朝食弁当も貰うが、お稲荷さん弁当だった。




山頂へは夜中の1時三30分出発。
天気は晴れ。
下の小屋からヘッドライトを点けた登山者が列をなし登ってくる。
ちなみに、満天の星空に天の川がきれいでした。




こちらも行列に並び山頂を目指す。




山頂にある浅間大社鳥居に到着です。
ここで一旦ツアーの目的達成。
直ぐガイドにオプションの御鉢巡りの申し込みです。
26名のうち22名か参加。
やっぱり、高山病や疲労で具合が悪い人がいます。




東の空が赤く染まってきた。




お鉢巡りに出発。
ガイドはベストポジションで御来光が見られるよう先を急ぐ。




だいぶ東の空が明るくなってきた。
日の出が近い。




正面に最高峰の剣ヶ峰が暗闇に浮き立つ。




ちょっとしたピークに上がり御来光を見ることになる。




待機中。




御鉢の東側では、多勢の登山者が今か今かと日の出を待っていた。




でた!





毎日のように登っているガイドの話だと、日が昇って
周りの雲や空もオレンジに染まるのが御来光と呼べるそうです。
今日は運が良い方だとか。
これで充分満足ですが、感動がもっとありました。




引き続きお鉢巡りで剣ヶ峰を目指す。




雲海に影富士が現れました。








普段は平地に影富士が見えているそうですが、
こんなにキレイな雲海状態で影富士が現れるのは珍しいそうです。
右手は最高峰剣ヶ峰。
絵になる。




剣ヶ峰直下。




レーダードームは無くなっが、富士山頂気象観測所がある。




山頂到着。
5m単位の高度計は3,775m
時刻は5時28分、気温6℃(体温の影響があり参考値、実際はもっと低い)




順番待ち。




日本最高峰剣ヶ峰山頂に立つ。




爆裂火口。




お鉢巡りも最初の浅間大社まで戻ってきて終了。
御朱印を頂きました。





下山。




須走口下山道を利用。




八合目トモエ館まではガイドが同行したが、
この先の下山は自由下山となる。
ガイドは1時間後に出発し、脱落者がいないかチェックのため。
添乗員はお鉢巡りをしない人と一緒に一足早く下山している。




スバルライン五合目へ。
ちなみに、下山ルートは登りとは別。
六合目で合流する。




七合目方向。
雲海が濃いと言うことは下山して行けばガスの中。
だんだん霧が出てきた。




七合目から六合目の下山道で、馬に乗ってる人が居ました。
疲労やトラブルで行動不能になった人のためでした。
もちろん有料です。
場所により1.5万〜3万くらい?




泉ガ滝の登山口に到着し、ほぼ富士登山の終了。




帰りは河口湖近くの温泉に連れて行ってもらい
二日間の汗をながしサッパリ。
怪我もなく無事終わってめでたしメデタシ!


帰りもツアーバスで東京駅まで。
中央道が渋滞していて、予定より一時間半遅れの八時着。
新幹線で仙台まで帰ってきたけど、アパートに着いたのは
10時半ころ。
いろんな面で疲れて充実した富士登山ツアーでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。