カセドリ

　　　　　　　今朝の山形新聞と似たような位置取りアングルでした。


上山の奇習「カセドリ」

火の用心と商売繁盛を願うかみのやま独特の行事となってます。

上山城を出発して午前中から行われてますが、午前中は市内中心部とお城からの

スタートと言う事もあり、見物客とカメラマンでけっこう混みますから、近づく

のはなかなか難しい状況です。


その割には、午後二時過ぎからやってくる市内からは離れた葉山温泉街は

ゆっくり見物できますし、温泉街も一体になったパフォーマンスが面白い。




温泉街への上り坂をカセドリがやってきました。
今年は人数も多く、子供のお手伝いも居たりして賑わってます。





とってもめんこかった、ミスかみのやま温泉
顔が似てるんで親子でしょうか？
昭和前半の服装が良かった。





温泉客と気軽に記念撮影に応じてくれます。
手には火の用心の御札。
カセドリに付いて歩き水まきしながら、ミスの仕事として観光行事の盛り上げ役を行ってました。




御札いかがですかーと寄付を募ってます。





さっそくカセドリが始まりました。
「かっかっかーのカッカッカ」





ミスはおしとやかに柄杓で水掛けしてます。
この後、旅館の仲居さん集団から容赦の無いバケツの洗礼が待ってますが。





おかーさん？も一緒に水掛。





カセドリグッズを売っていた、独特のミノを被っていた子供も一緒に水掛。





次の旅館に移動。
移動のたびに縁起のタオルを交換し巻き付けてました。





ここの旅館の仲居さん。全員で出てきたのか集団でバケツを抱えやる気マンマンの様子。





掛けるんでなくて、ぶっかけるんです。
カセドリがお気の毒。






カセドリの逆襲
体を振ってしずくのお返し。


藁を引っこ抜いて飾っておくと火の用心のお守りになるとか。



日頃のストレス発散か満足満足！



カセドリグッズ。




次の旅館に移動
ここは宿泊客が待ちかまえ、ミスと一緒におしとやかな水掛。












「さむー！」






古窯に移動




カセドリってやっぱり鳥なんですね。
集合を掛ける声も「こーい、こいこいこい」ってニワトリでもを集めるようにしてましたから。
動きも鳥の擬態って感じです。














「早く終わんねーかな」
葉山温泉が終わると、この後警察署、消防署、ヤマザワと移動する予定。
まだまだ辛い時間は続く。





外国人の姿も
休息はケンダイ（藁蓑）を脱いでコートに着替える。





肌真っ赤。
今年は参加者が多かったようで、Cチームまでのグループがありました。
昨年はBまでだったような。
ちなみに、ミノで擦れて痛くなるのか、ちくびにカットバンは現実的で笑えた。